ハンモックを選ぶ際に知っておきたいこと
自宅やアウトドアシーンで優雅にハンモックに揺られる…そんなイメージをしてハンモックを購入したが選ぶハンモックを間違えて後悔する方も少なくありません。
今回はハンモックで後悔しないために、ハンモックに関しての基本的な知識から用途に応じたおすすめハンモックなどを紹介させていただきます。
購入後に後悔してしまうのは自身に合っていないから
そもそもハンモックを購入した後になぜ後悔してしまうのかはいくつかの理由がありますが、そのほとんどが自身が使用する環境に合っていないからということが挙げられます。
どんなに良いハンモックを購入したとしても、自身に合っていなければ想定していたよりも悪かったと思ってしまう可能性があります。
ハンモック購入後に後悔する理由5選
ハンモックは事前にデメリットやハンモックの種類ごとの特徴を把握しておくことで、後悔するリスクを減らすことにもつながります。まずはハンモックを購入した方からよく聞く後悔する理由を紹介していきます。
サイズが思ったよりも大きい
自立式ハンモックを購入した際に特にデメリットとして感じやすいのが「サイズが思ったよりも大きかった」という理由です。
自立式ハンモックは様々なブランドから販売されていますが、1人用のサイズであっても長さが約2m〜3m程あり、横幅も約1m〜1.5mと設置するためにはそれなりに広いスペースが必要です。
自立式ハンモックは場所を選ばず設置できるメリットもありますが、自宅などの室内に設置を想定している場合は、事前にスペースを確保しておかなければ生活する上で邪魔に感じてしまうこともあります。
ハンモックの購入ルートはそのほとんどがネットショップになります。そのため、閲覧したイメージ画像などだけをみて購入すると思ったよりもサイズが大きいと感じてしまうこともあるため、事前にショップに記載のサイズを確認して設置したいスペースに置けるかを確認しておくことがおすすめです。
寝心地が悪い
本来ハンモックは肌触りの良い生地に包まれて適度に揺れることで、心地よくリラックスできるアイテムです。もちろん購入したハンモックの寝心地が良ければ良いのですが、ハンモックが自分に合っていない場合は寝心地が悪く感じてしまう方もいます。
ハンモックは生地を宙に浮かせた状態で吊り下げている構造のため、寝転んだ際に自身の体重で沈み込み、自然と生地に包まれる形になるので寝返りすることは難しいです。
また、生地の両サイドの紐を引っ掛けて吊り下げているため、人によっては生地の中心が沈み込み寝る体制がくの字になって普段と違う体勢となってしまい眠りが浅くなる可能性もあります。
重くて持ち運びにくい
日本でも人気の自立式ハンモックのメリットは、場所を選ばずに設置できたりアウトドアシーンなどにも持ち運ぶことができる点となります。
自宅に設置して楽しむ分には問題がない一方で、キャンプやビーチなどに持ち運んで使用することを考える場合は持ち運びの際に重量が重いと感じる方もいるかもしれません。持ち運ぶことのできる自立式ハンモックは商品にもよりますが、重量は約8kg〜15kgまで様々で、10kgを超える重量の場合は長い時間手で持ち運ぶには堪える重量です。
アウトドアシーンでは他の手荷物があったり、駐車場からキャンプサイト、設置する場所までの距離があったりもするので持ち運びを重視する場合であれば重量を考慮したハンモック選びが事前に必要です。
設置が面倒
ハンモックの種類には大きく分けて自立式のハンモックと吊り下げ式のハンモックがあります。自立式ハンモックであれば簡単に組み立てて使用することができますが、吊り下げ式のハンモックの場合は設置の手間となる場合があります。
室内で使用する際は、ハンモックの紐を引っ掛けるための金具などを2カ所壁や天井などに設置する必要があります。
アウトドアで使用する際も、木や柱など吊り下げるための支柱を探す必要があり、体重を支えることができるかもチェックする必要があります。
設置が面倒に感じてしまうと購入後数回使用しただけで、いずれは使用しなくなってしまうため、自身が持ち運んで使用することが目的なのであれば簡単に組み立てや分解ができ、持ち運びやすい重量のハンモックを事前に選んでおくと良いでしょう。
すぐに壊れてしまった
憧れのハンモックを購入したのに使用し始めてすぐに壊れてしまったという声も少なくありません。
ハンモックが壊れて使用できなくなってしまうケースとして多いのは、ハンモックの生地が破れてしまったり、紐が切れてしまう、他には土台となるハンモックのスタンドが壊れてしまうといったことが挙げられ、ハンモック自体が重量を支えてきれないことが起因します。
ハンモックの耐久性は「耐荷重」という表現で何kgまでの体重を支えることができるかという指標をチェックする必要がありますが、耐荷重と合わせてしっかりと外部の検査機関などでも耐久試験を実施しているかなども確認した上でハンモックを選ぶ必要があります。
ハンモックの起源と現在販売されている種類
ハンモックの起源には歴史があり、14世紀〜15世紀頃から存在していたとされています。諸説ありますが、元々は南米のメキシコやコロンビアなどの高温多湿な気候の地域で寝具として使用されていたところ、この地域を訪れた探検家のコロンブスが気に入って広めたとされています。
元々は木に吊り下げる形のハンモックしかありませんでしたが、現在では現代の生活様式に合わせて広がりを見せて大きく分けて4種類のハンモックに分類されています。
それぞれのハンモックでメリットとデメリットがあるので自分に合うハンモックはどの種類かをチェックする必要があります。
自立式ハンモック
現在普及しているハンモックの種類で一番人気のハンモックです。設置のための組み立ても簡単で、ハンモックの生地の両端をハンモックスタンドのフックに引っ掛けるだけで気軽に揺られることができます。
吊り下げ式ハンモック
2本の木や柱などの支柱に吊り下げて使用するタイプのオーソドックスなハンモックです。ハンモックというとこのハンモックタイプをイメージする方も多いかもしれません。
自立式ハンモックと比較すると持ち運びは生地だけとなるので、吊り下げるための支柱が確保できる方にはオススメのタイプです。
3WAYハンモック
日本で流行っているタイプで、1つで「ハンモック」「ハンモックチェア」「ハンガーラック」の3パターンの使用方法があるハンモックです。
ハンモックとして使用することはもちろん、設置スペースが狭い場合はハンモックチェア、雨の日の室内干し用のハンガーラックとして使い分けることもできます。
ハンモックチェア
自宅などの室内や、庭、ベランダなどで読書をするのに適しているタイプで、通常のハンモックと比べると比較的省スペースで設置することができます。
一般的には1人用が多く、自立式のフレームが付属しているタイプと、天井から吊り下げるフレームが付属していないタイプのハンモックチェアがあります。
使用シーン・用途別おすすめハンモック
ハンモックを購入した後に、満足するか後悔するかは、自身の使用シーンや用途に適したハンモックを選べているかが重要となります。
代表的な4つのシーンでおすすめのハンモックを紹介します。
ハンモックをアウトドアで使う
アウトドアでハンモックを使用する場合、選ぶポイントは「持ち運びのしやすさ」と「現地での設置のしやすさ」が挙げられます。
アウトドア先の環境に左右されず設置場所を選ばない「自立式ハンモック」を選ぶか、持ち運びが軽量な吊り下げ式ハンモックを選ぶかの観点があります。
おすすめハンモック:Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
世界各国でベストセラーを獲得している定番の自立式ハンモック。
寝心地に徹底的にこだわった商品開発をしており、耐久性も兼ね備えたハンモック
【おすすめポイント】
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
おすすめハンモック:Gold Armour キャンピングハンモック
アメリカ発の吊り下げるための付属品がついた吊り下げ式ハンモック。
アウトドアでも耐久性が安心の軽量ナイロン生地を使用したハンモック。
【おすすめポイント】
おすすめハンモック:ゆらふわモック マルチタイプ
ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックと3役こなすマルチなハンモック。
アウトドアシーンでも気分によってハンモックとハンモックチェアを使い分けることができる。
【おすすめポイント】
ハンモックを室内に設置する
室内にハンモック設置する場合は、基本的には自立式ハンモックを選ぶことがおすすめですが、そのなかでもハンモックを常に設置しておくか、使用する時だけ組み立てるかによって選ぶべきハンモックが変わってきます。
また、それに加えて寝心地を重視するか、収納性を重視するかによっても適切なハンモックも変化します。
おすすめハンモック:ゆらふわモック ノーマルタイプ
折り畳みが簡単で収納も組み立ても楽なハンモック。
3WAYハンモックとしての使用はできないので注意!
【おすすめポイント】
おすすめハンモック:Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
やはり寝心地はVivere(ビブレ)ハンモック一択。
口コミ評価でも圧倒的な寝心地の良さが評価されるハンモック。
【おすすめポイント】
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
おすすめハンモック:revir of river(レビールオブリバー)
洗練されたデザインの3WAYハンモック。
綿の布でしっかり支える快適な座り心地のため、読書やカフェタイムにもピッタリなハンモック。
【おすすめポイント】
ハンモックを家族と楽しむ
ハンモックを家族で楽しむ場合は、何kgの重量まで耐えることができるかという指標となる、「耐荷重」の数値をしっかりと確認するようにしてください。
ハンモックによっては耐荷重が100kg以下〜300kg以上と商品によってばらつきがあります。
家族と楽しむハンモックの場合、万が一の事故が発生しないよう耐荷重は300kgあると安心して使用することができます。合わせて、しっかりと耐荷重などの品質テストがされている商品かを購入前に確認しておくこともとても大切です。
おすすめハンモック:Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
家族複数人でも一緒に寝転ぶことのできる広いハンモック生地を使用。
外部の検査機関でもしっかりと耐久試験が実施されているため安心感も高い。
【おすすめポイント】
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
ハンモックを寝具として使う
ハンモックを寝具として使用する場合は、寝転んだ時に安心して睡眠がとれる寝心地の良さが重要となります。
ハンモックの寝心地は、ハンモックの「生地(布)の大きさ」「生地(布)の素材」「ハンモックスタンドの安定性」が大きく影響しています。口コミなども参考にしながら、寝心地の評価が高いハンモック選びをしておくことが重要です。
おすすめハンモック:ゆらふわモック ノーマルタイプ
使用する時だけ広げて寝具として使用し、使用しないときには折り畳んでスペースを有効活用することが可能。
カラーバリエーションも豊富で寝室に合わせたカラーチョイスができる。
【おすすめポイント】
おすすめハンモック:Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
寝心地が良くハンモックでも熟睡が可能。
口コミでは腰痛や寝つきの改善効果の声も多い
【おすすめポイント】
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
ハンモックを購入してよかったという声
ここまでハンモックのメリットやデメリット、用途別のおすすめハンモックを紹介させていただきましたが、「ハンモックを購入してよかった」という声を紹介していきます。ネットショップが主な購入ルートとなるハンモックは、特に購入した方の声(口コミ)は選ぶ際の参考になる貴重な意見です。
寝心地が良い
声として一番多く寄せられるのは「寝心地の良さ」です。寝心地の良さはハンモックに求められる最も重要な点でもあり、寝心地が悪ければまず後悔をしてしまう可能性が高まります。
寝心地の良いハンモックを選ぶことができれば、自宅などの室内やアウトドアシーンでもリラックスすることができるため普段の生活も充実します。
子供が喜ぶ
お子さんがいる方にとっては、子供の喜ぶ姿は自分のことのように嬉しく感じるものですが、ハンモックは子供がとても喜んで楽しむアイテムでもあります。
自宅やアウトドアシーンにハンモックが1つあるだけで、子供が楽しめるスポットが増え、子供と一緒にハンモックに乗れば家族としての絆も深まります。子供同士で取り合いになりがちな点は注意が必要です。
キャンプが充実する
キャンプの醍醐味といえば自然に囲まれながらリラックスすることが挙げられますが、ハンモックを持ち込んで寝転ぶことでよりキャンプを満喫することができます。
また、カラーバリエーションが豊富なハンモックは、選ぶカラーによってはリゾート地のような一味違った気分を味わえたり、映える写真を撮影できるなど、こだわりのキャンプ空間を作ることにも貢献してくれます。
寝つきが良く熟睡できるようになった
ハンモックを購入された方の声の中には、ハンモックで寝るようになってから寝つきが良くなったり、熟睡できるようになったという声も少なくありません。
ハンモックの揺れは寝つきを向上させる効果があり、寝具として優秀なアイテムになるという側面があります。実は近年ハンモック購入者の5人に1人は寝具として利用するためにハンモックが購入されています。※当社調べ
個人差はありますが、不眠症などの睡眠障害の解消にも役立つアイテムとなるかもしれません。
腰痛が改善した
ハンモックは寝る際にくの字型の体勢となりますが、しっかりと寝心地の良いハンモックを選ぶことができれば「腰痛の改善や軽減」につながるという声もあります。
ハンモックの生地に包まれるように眠れるハンモックであれば、体重を分散させてくれる効果は高くなるため、腰などの1点に体重がかかりすぎるということを回避することができます。
長年悩まされていた腰痛が、ハンモックを寝具にしたことで解消されたり改善に向かっているという声もあるので、自身に合ったハンモックを選ぶことができれば手放せない寝具として活躍します。
自身に沿ったハンモック選びを
ハンモックを購入して後悔するかしないかは、事前のデメリットの把握や目的に沿ったハンモック選びが重要となります。
ぜ販売されているハンモックの中から、自身に合ったハンモックを選んでいただき、後悔しない素敵なハンモックライフをお送りください!
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。