ビブレの人気ハンモック

ハンモックの種類やタイプを徹底解説|自立式・吊り下げ式の違いとおすすめ



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ハンモックの種類にはどんなものがあるの?

家でもアウトドアでも「ハンモックでゆらゆら過ごしたい」と思っても、種類が多くて迷いますよね。ハンモックには主に「吊り下げ式」「自立式」の2タイプがあり、さらに「チェアタイプ」「折りたたみ式」など派生モデルもあります。

この記事では、ハンモックの種類と選び方のポイントを徹底比較しながら、人気ブランドのおすすめモデルまで詳しく紹介します。


ハンモックの種類は大きく分けて2タイプ

現在一般的に販売されているハンモックは、大きく分けて「吊り下げ式ハンモック」と「自立式ハンモック」の2タイプに分類されます。

それぞれのタイプには設置方法・適した環境・使い方に違いがあり、どのハンモックを選ぶかによって快適さが大きく変わります。

項目 吊り下げ式ハンモック 自立式ハンモック
設置場所 木・柱などの支柱が必要 室内・屋外どこでも可
持ち運び 軽くてコンパクト スタンド付きでやや重い
安定性 設置方法に左右される 高さ固定で安定
設置難易度 ロープ設置が必要 スタンドを広げるだけ
向いている人 アウトドア派・キャンプ好き 室内リラックス派・初心者


吊り下げ式ハンモックとは

吊り下げ式ハンモックは、木や柱などにロープを結びつけて使う伝統的なタイプ。自然の中で風を感じながらゆったり揺られるのが魅力で、キャンプやグランピングで人気のハンモックスタイルです。

軽量で持ち運びがしやすく、アウトドア好きにぴったり。一方で、設置には支柱や木が必要なため、室内利用には少し工夫が必要です。

ハンモックの起源となったのもこの吊り下げ式ハンモックですが、現在でも寝具としてハンモックを利用している国もあります。主に欧米では自宅の庭の木に括り付けて利用されることが多く、「結びつけ式」や「括りつけ式」とも呼ばれます。木や柱にロープを結びつけて設置するスタイルで、キャンプやアウトドアに最適です。


自立式ハンモックとは?設置方法と使いやすさ

自立式ハンモックは、金属や木製のスタンドにハンモックの布を掛けて使用するタイプ。木や柱がなくても設置できるため、室内・ベランダ・庭など、場所を選ばず使えるのが特徴です。

折りたたみ式スタンドのモデルも多く、収納や持ち運びがしやすい点が人気。初心者でも簡単に組み立てられ、家の中でもアウトドアでも使える“オールラウンダー”です。

日本でも近年販売数が増え、レジャー施設やホテルの宿泊空間などでも見かけるようになっています。自宅でも設置しやすく、室内インテリアの一部としても人気が高まっています。

Vivere(ビブレ)ハンモック


吊り下げ式ハンモックのメリット

吊り下げ式ハンモックの魅力は、なんといっても自然との一体感。以下のようなメリットがあります。

吊り下げ式ハンモックのメリット
  • 自然の中でハンモックを楽しむことができる
  • 軽量&コンパクトで持ち運びやすい
  • 高さ調整が自由で理想のポジションでくつろげる
  • 価格が手頃でスタンド不要で導入しやすい


自然の中でハンモックを楽しむことができる

キャンプなどのアウトドアシーンで自然の中にハンモックを吊り下げて寝転び、風に揺られながらリラックスする。この自然をしっかりと感じられる点が、吊り下げ式ハンモックの一番のメリットといえるでしょう。

森の中や森に囲まれたエリアでハンモックを吊り下げることができる木や柱があれば、自然を感じられる緑の中にも設置する事ができ、リラックスした時間を過ごすことができます。


軽量&コンパクト持ち運びやすい

アウトドアシーンに持ち運ぶ際は、他の荷物もあるのでできるだけ荷物の軽量化をしたいと思うはずです。

吊り下げ式ハンモックの場合であれば、持ち運ぶのはハンモックの生地(布)と土台に結びつけるための部品だけなので、荷物としては軽量で済みます。

キャンプや山登りなどでも荷物になりにくく気軽に持ち運んでアウトドアシーンでも活躍します。


高さ調整が自由で理想のポジションでくつろげる

吊り下げ式ハンモックは、設置する位置を任意に調整することができます。そのため設置する場所を高い位置にして揺られることができるのは、自立式ハンモックにはないメリットの1つとなります。

高い位置にハンモックを張ることで普段の生活では感じられない視点で寝転んで、非日常を感じることができます。

ただ、高すぎる位置にハンモックを設置すると、ハンモックに寝転ぶ際の転倒や、落下などによる怪我の危険性も伴うので注意が必要です。


価格が手頃でスタンド不要で導入しやすい

吊り下げ式ハンモックは布と紐のみの販売となることが多く、自立式ハンモックと比べると比較的安価に購入をすることができます。

自立式ハンモックの場合は、布を吊り下げることのできるハンモックスタンドの費用も含んだ価格設定となりますが、吊り下げ式ハンモックは自身で吊り下げる木や柱を準備したり見つけたりする必要がある分価格はおさえて購入することができます。

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木がなくても安心!キャンプで使えるハンモック

キャンプ施設によってはハンモックを禁止している施設もあるのをご存知でしょうか?キャンプの時間を充実させるためにハンモックを購入したけど持ち込んだ施設で使用できないなんてこともあるため、どの施設でも利用できるハンモックを選んでおくと安心です。

吊り下げ式ハンモックのデメリット

吊り下げ式は魅力的な反面、自立式ハンモックと比べると次の点がハードルになりがちです。

吊り下げ式ハンモックのデメリット
  • 設置場所の制限がある
  • 木に設置する場合、木を傷めてしまう可能性がある
  • 設置の手間がかかる


設置場所の制限がある

吊り下げ式ハンモックは吊り下げるための支柱を自分で準備したり探したりする必要があります。アウトドアシーンであれば丁度良い支柱となる2本の木などが必要になり、自宅などの室内で使用する場合は太い梁などが必要です。

そのため、吊り下げ式ハンモックは設置のためにはしっかりと体重を支えることのできる土台を探すところから始める必要があります。

また、吊り下げるために丁度良い支柱があったとしても、公園やキャンプ場によっては木や柱への設置を禁止している施設もあります。施設ルール(木への設置可否)を事前確認すると安心です。

吊り下げ式ハンモックを使用する場合は、事前に施設に設置しても問題がないかの確認を取ることが必要になります。


木に設置する場合、木を傷めてしまう可能性がある

施設によっては木や柱への設置を禁止しているということを前述させていただきましたが、仮に設置することのできる木や柱をみつけて吊り下げる際にも、そのまま結びつけてしまうと支柱を傷つけてしまう可能性があります。

特に木に設置する場合であれば、自然保護の観点からも木を傷めることが無いように、結びつける箇所にタオルを巻いておくなどの配慮が必要になります。


設置の手間がかかる

吊り下げ式ハンモックは、必要に応じて支柱となる木や柱などに、金具などを取り付けるという作業が必要になります。

支柱となる木や柱を探す、吊り下げる位置を決める、設置するために金具や支柱にタオルを巻いておくなど、地味に作業量が多く、慣れないうちは設置するまでに時間を要するケースが多くなります。

この手間が吊り下げ式ハンモックのハードルになり、設置作業を簡易的に済ませてしまうと、後々落下などで怪我をするなどの危険性もあるため注意が必要です。「初めての方やお子さま連れには、組み立てが簡単な自立式のほうが扱いやすいケースが多いです。


自立式ハンモックのメリット

自立式ハンモックの魅力は、室内・屋外問わず設置できる自由度と、手軽に使える快適さにあります。

自立式ハンモックのメリット
  • 場所を選ばずに設置できる
  • ハンモックのセッティングが簡単
  • 高さが限られているので安心


室内・屋外場所を問わず場所を選ばずに設置できる

自立式ハンモックの最大のメリットは室内・屋外場所を問わずに気軽にハンモックを利用できる点です。 スタンドも持ち運びすることができるため、アウトドアシーンで気軽にハンモックを楽しむことも、自宅などの室内に置いてハンモックに揺られながらリラックスする事ができます。

スタンド付きなので木や柱がなくてもOK。室内・ベランダ・庭・キャンプ場まで設置場所の自由度が高いのが魅力です。


ハンモックのセッティングが簡単

自立式ハンモックのセッティングは、スタンドを組み立て、ハンモックの生地(布)をかけるという作業だけとなります。初心者でも短時間で使い始められます。セッティングが簡単なので、時間をかけることなくスムーズにハンモックを楽しむことが可能です。

アウトドアシーンでも、吊り下げ式ハンモックと違い支柱を探す手間などがないため、キャンプやBBQなどに持ち込んで気軽にハンモックを楽しむことができるのは大きなメリットとなります。


高さが限られているので安心

ハンモックに慣れていない場合は、乗り降りや揺られている最中に落下の危険性も伴います。

自立式ハンモックの場合はスタンドの高さに上限があるため、必要以上に高い位置にセッティングすることができないため、怪我のリスクを抑えることができます。

スタンドの高さに上限があるため、必要以上に高く設置してしまう心配が少なく、ハンモックから落ちた際の怪我のリスクを低減することができ安全面を配慮できる点がメリットとなりお子さまがいる家庭でも安心です。


自立式ハンモックのデメリット

便利な自立式にも注意したい点があります。

自立式ハンモックのデメリット
  • ハンモックの設置・保管スペースが必要
  • 持ち運び時の重量がある(目安:7〜15kg)


ハンモックの設置・保管スペースが必要

自立式ハンモックは、ハンモックスタンドが付属しているため、設置して置いておく場合も収納する場合もスペースが必要となります。

安全性が高いしっかりとしたハンモックの場合は、ハンモックスタンドの長さが3m程になるため、イメージしているよりも広い設置スペースが必要になります。

安全性重視の自立式ハンモックは全長約3m前後のスタンドが一般的。自立式ハンモックを選ぶ場合は設置スペース、自宅での収納スペースが必要となるので、購入前ににハンモックの大きさや収納した際のサイズを確認しておくことをおすすめします。


持ち運び時の重量がある(目安:7〜15kg)

アウトドアシーンでも活躍する自立式ハンモックですが、持ち運びの際にはスタンドも合わせて持ち運ぶ必要があります。

スタンド込みで約7〜15kgが持ち運ぶ際の目安となります。ハンモックによっても様々ですが、安全性が高いハンモックになればなるほど、重量が重くなる傾向があります。

車などでの移動であれば問題ありませんが、手荷物として持ち運び続けるには体力が必要となりますので、重量も考慮したハンモック選びが重要です。


派生タイプも人気:ハンモックチェア/3WAYハンモック

ハンモックは大きく分けて「自立式ハンモック」と「吊り下げ式ハンモック」の2種類があることをこれまで説明させていただきましたが、近年では派生タイプも多く販売されています。

座る姿勢でくつろげるハンモックチェア、ハンモック・チェア・ハンガーラックに切り替え可能な3WAY自立式など、省スペースかつ多用途なモデルも増えています。

室内メインの方や、読書・コーヒータイム派には特におすすめのハンモックタイプです。


吊り下げ式と自立式の違い(早見表)

比較項目 吊り下げ式ハンモック 自立式ハンモック
設置方法 木・柱にロープで固定 スタンドを組み立てて設置
使用場所 アウトドア中心(木や支柱が必要) 室内・ベランダ・庭・キャンプ場まで広範囲
携帯性 とても軽量・コンパクト やや重め(7〜15kg)
設置難易度 慣れが必要、設置可否は場所依存 初心者でも簡単、場所の自由度が高い
価格目安 3,000〜10,000円前後 10,000〜25,000円前後


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室内の設置需要も高まっているハンモックですが、どんなハンモックが室内に適しているのかを今回は解説し、選び方のポイントやおすすめを紹介していきます。

ハンモックの選び方:3つのポイント

ハンモック選びで失敗しないためには、利用シーン・サイズ・素材の3点を意識するのがポイントです。

どのタイプを選ぶかで「寝心地」も「安全性」も大きく変わるため、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。


利用シーンで選ぶ

使う場所によって、選ぶべきハンモックのタイプは変わります。

  • 室内中心 → 「自立式ハンモック」。スタンド付きで場所を選ばず、インテリアにも馴染む。
  • 屋外中心(キャンプ・ベランダ・庭など) → 「吊り下げ式ハンモック」。軽量で持ち運びやすい。

最近は、自立式+吊り下げ式の2WAYタイプや、チェアとして使える3WAYハンモックも増えているので、用途に合わせて検討してみましょう。


サイズで選ぶ

ハンモックには「シングル」「ダブル」「ワイド」など、幅や長さのバリエーションがあります。

  • シングルサイズ:一人でゆったりくつろぎたい人向け。省スペースで室内にも最適。
  • ダブルサイズ:家族やパートナーと一緒に使いたい人におすすめ。安定感が高く寝心地も抜群。
  • ワイドサイズ:広々寝転びたい人に。包み込まれるような寝心地を楽しめます。

購入時は「ハンモック生地の長さ」と「スタンドの全長(または吊り下げ間隔)」をセットで確認しましょう。


素材で選ぶ

ハンモックの素材は、寝心地やお手入れのしやすさに直結します。代表的な素材と特徴は以下の通りです。

ハンモックを屋外で使う場合は防水・UVカット加工の有無もチェック。室内ならインテリアに合わせたカラーや質感を選ぶと満足度が上がります。

素材 特徴 おすすめシーン
コットン(綿) 肌触りが柔らかく通気性◎。夏でも快適 室内・ベランダ
ナイロン 軽量・速乾性が高く耐久性あり キャンプ・アウトドア
ポリエステル シワになりにくく扱いやすい 室内・アウトドア兼用



吊り下げ式ハンモックおすすめ3選【キャンプ・アウトドアに最適】

■Gold Armour キャンピングハンモック
  • 軽量ナイロン素材で持ち運びやすい
  • 吊り下げ用ロープ付きで設置が簡単
  • 豊富なカラーバリエーションから選べる

Gold Armour キャンピングハンモック 吊り下げ式 アウトドア用

Gold Armour キャンピングハンモック

軽量ナイロン生地を使用した吊り下げ式ハンモック。持ち運びも簡単で、キャンプやグランピングなどアウトドアシーンに最適。


■LA SIESTA(ラ シエスタ) ハンモック
  • コロンビア製の柔らかな生地を採用
  • サイズ展開が豊富で家族でも使える
  • 取り付け具も同ブランドで購入可能

LA SIESTA(ラ シエスタ) ハンモック 吊り下げ式 室内兼用

LA SIESTA(ラ シエスタ) ハンモック

ドイツ発の人気ハンモックブランド。コロンビア製の上質な生地を使い、柔らかい肌触りと耐久性を両立。アウトドアから室内リラックスまで幅広く対応。


自立式ハンモックおすすめ【室内・ベランダに人気】

■Vivere(ビブレ) ダブルハンモック
  • 世界各国で高評価の定番モデル
  • 抜群の寝心地でリラックス効果◎
  • 専用バッグ付きで持ち運びも簡単

Vivere(ビブレ) ダブルハンモック 自立式 室内 ベランダ用

Vivere(ビブレ) ダブルハンモック

カナダ発の自立式ハンモックブランド。包み込まれるような寝心地で、室内・屋外どちらでも使える万能モデル。


■revir of river(レビールオブリバー)
  • 3WAYでチェア・ハンガーラックとしても使える
  • フレームと布のカラーを自由に選べる
  • 省スペースでおしゃれなインテリアにも◎

revir of river(レビールオブリバー) 3WAY 自立式ハンモック

revir of river(レビールオブリバー) 3WAY ハンモック

洗練されたデザインの3WAY自立式ハンモック。チェア・ハンガーラックとしても使え、見た目もおしゃれ。


■ゆらふわモック ノーマルタイプ
  • 折りたたみ収納ができる省スペース設計
  • 通気性の高いネット生地で快適な寝心地
  • カラーバリエーションが豊富で選びやすい

ゆらふわモック ノーマルタイプ 自立式ハンモック 折りたたみ式

ゆらふわモック ノーマルタイプ

簡単に折りたたんで収納できる自立式ハンモック。必要なときにすぐ使えて、室内でも場所を取らない人気モデル。


ハンモックの種類まとめとおすすめの選び方

  • 吊り下げ式:軽量・携帯性◎。自然の中での開放感を楽しみたいアウトドア派に最適。
  • 自立式:どこでも設置・初心者でも簡単。室内でも屋外でも使える万能タイプ。

初めてなら扱いやすい自立式(例:Vivereなど)が安心。自然の中で“軽快に”楽しむなら吊り下げ式を選ぶのがおすすめ。

自分の暮らしに合うタイプを選んで、快適なハンモックライフを始めましょう!

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筆者プロフィール
K_Arafune
ハンモック使用歴8年の愛好家。
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。
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