ハンモックは購入後に後悔が多いアイテム
せっかく購入したのに寝心地が悪い。。。そんな後悔がハンモックには意外と多くあります。ネットショップ上では多くのハンモックが販売されていますが、購入してから後悔しないためには、事前のリサーチがとても大切で自身に合ったものを選べるかがポイントです。
ハンモックを長く販売してきたからわかる、購入後に良くありがちな後悔ポイントや、それを避けるための押さえるべきポイントを紹介していきます。
購入後にありがちなハンモックの後悔5選
ハンモックを購入してから後悔する内容は人それぞれですが、よくある後悔ポイントが5つあります。それぞれの内容と避けるポイントを解説します。
ハンモックの寝心地
ハンモックと言えば寝転んだ時のなんとも言えない浮遊感のある気持ち良い寝心地が醍醐味の1つです。ただその寝心地も選ぶハンモックを間違えると満足できない寝心地となってしまい、一番後悔につながりやすいポイントになります。
寝心地の後悔ポイント
心地よい寝心地でリラックスすることを想定して購入したのに、意外と寝心地が悪く満足できずに使用しなくなってしまったという声が多く見受けられます。
ハンモックは商品サイズが大きいこともあり、実店舗などの店頭で乗り心地を確かめてから購入することが難しい商品でもあり、購入する際はネットショップの情報を頼りに購入するしかほとんど方法がありません。
寝心地の悪いハンモックはいずれ寝転ぶことがなくなり、荷物置き場になってしまうか分解して物置に入って出てくることがなくなってしまう可能性が高まり、無駄なお金を使うことになってしまいます。
寝心地で後悔しないためのポイント
ハンモックの寝心地で後悔しないためには、寝心地が悪いハンモックをさける必要があります。とはいえなかなか実際に乗ってみないとわからないと思うかもしれませんが、実は寝心地が良いハンモック、悪いハンモックにはそれぞれ理由があります。
寝心地が悪いと感じる原因は、ハンモックに吊り下げる布とハンモックスタンドにあります。ハンモックの布は布自体の幅が狭く、寝転んだ時の体を包み込むような抱擁感がない商品は寝心地が悪い傾向があります。また吊り下げるためのハンモックスタンドも土台として軸が細いものは寝転んだ時にグラつきを感じやすく、安心してハンモックに寝転ぶことができません。
後悔しないためには、ハンモックの布が広い商品、ハンモックスタンドの軸が太い安定性がある重量が重いものの方が寝心地の良さを感じやすくなります。
ハンモックのサイズ
ハンモックは人が横になって寝転ぶアイテムで、身長の大きな男性でもすっぽり収まる商品もあり意外とサイズが大きく感じるアイテムでもあります。
商品によって様々ですが、3m×1.5mほどのスペースが必要になります。
ハンモックサイズの後悔ポイント
前述した通りハンモックは大きなアイテムで横幅は3mほどのスペースが必要になる場合も少なくなく、実物を見ずに購入していざ組み立ててみるとそのサイズに驚く方もいるかもしれません。
後悔しやすいポイントとしては、購入したハンモックが想定していた場所に設置できないということがよくあり、他の家具を移動させたり場合によってはおくことができずに購入が無駄になってしまうなんてこともあるかもしれません。
ハンモックサイズで後悔しないためのポイント
ハンモックのサイズで後悔しないためには、事前に購入しようとしているハンモックのサイズをしっかりとチェックした上で、そのサイズのハンモックが想定している室内などのスペースに設置できるかを確認することが大切です。
設置できるスペースギリギリに収まる状態の場合は、寝転んで揺れた際に周りの家具や物に当たってしまう場合もあるため、スペースはできる限り広めに確保できると後悔はより少なくできるでしょう。
またハンモックのサイズ自体がコンパクトなタイプの商品を選ぶという選択肢もありますが、その場合は相対的に寝心地が悪く感じてしまう商品が多いというデメリットもありますので、寝心地も優先したい場合はサイズが大きいハンモックを十分なスペースに設置するのがおすすめです。
ハンモックの移動・持ち運び
自立式ハンモックの場合であれば、設置する場所さえあればどこにでも移動させて楽しむことができます。一方で自身が使用したい用途とハンモックのタイプが合っていない場合は、後悔につながる可能性があります。
移動・持ち運びの後悔ポイント
ハンモックは設置する場所さえあれば移動させたり、場合によっては外に持ち運んでキャンプなどのアウトドアシーンでも利用できるのが魅力の1つでもあります。
ただ室内の色々な場所に移動させたり、時にはアウトドアへ持ち運ぶということを頻繁にする場合は、ハンモックの重量に気をつける必要があります。
ハンモックの重量は商品によって様々ですが、ものによっては15kgほどの商品や軽いものでも7kg前後の商品が主流です。持ち運んだり移動させたりが多い場合、重量の重いハンモックを選ぶと移動させたりするのが大変になり後悔する方がいます。
移動・持ち運びで後悔しないためのポイント
ハンモックを頻度高く移動させたり持ち運びする場合は、重量が比較的軽量なハンモックの軸が細い2本軸ハンモックを選ぶといった選択も視野に入れる必要があります。ハンモックにはハンモックスタンドが1本軸タイプのものと、2本軸タイプの商品に大別されます。一般的には1本軸タイプの商品は重量が重い商品が多く、2本軸タイプの商品は重量が軽い商品が多い傾向があります。
2本軸タイプの商品の方が軽量で移動や持ち運びの観点で取り扱いやすさは感じられますが、一方で重量が軽いということは土台としての安定感は劣るため、寝転んだ時の安定性がなく寝心地は劣るケースがほとんどのため「移動や持ち運びのしやすさ」か「寝心地」どちらを重視するかはどちらか自身で選ぶ必要があります。
人によっては外に持ち運ぶ用のハンモック、室内で常に設置しておくハンモックとそれぞれの用途を分けて購入するという方もいるため用途ごとに分けて購入するというのも1つの選択肢となります。
ハンモックの組み立て・設置
ハンモックには大きく分けて自立式ハンモック、吊り下げ式ハンモックの2種類に分けられます。自立式ハンモックの場合ハンモックの土台となるハンモックスタンドの組み立てが必要で、吊り下げ式ハンモックの場合は布を吊り下げるための金具やロープの準備が必要となります。
組み立て・設置の後悔ポイント
よくある後悔としては、アウトドア用に吊り下げ式ハンモックを購入したけど、アウトドア先で吊り下げるための木や柱がないということです。キャンプは根強く人気でキャンプ場で寝転ぶためにハンモックを持参するという方も少なくありません。ただ環境保護、施設保護の観点でキャンプ場によっては木にハンモックを吊り下げてはいけないといった場所も増えてきています。
事前にキャンプ場などに確認をとっておかないと,せっかく購入したのにアウトドア先でハンモックを楽しめないといったことも購入後に後悔しがちなポイントになります。
組み立て・設置で後悔しないためのポイント
前述している通りハンモックには「吊り下げ式タイプのハンモック」と「自立式タイプのハンモック」に分かれます。吊り下げ式タイプのハンモックは室内で使用する場合も、屋外で使用する場合も設置する場所を選ぶのに対して、自立式タイプのハンモックはスペースさえあれば場所を選ばずに設置することができます。
組み立てや設置で後悔しないためには、どこにでも設置できる自立式タイプのハンモックを選んでおくと安心です。
ハンモックの耐久性
耐久性は長くハンモックを愛用していくためにも大切なポイントになります。また耐久性は寝心地を支える大切なポイントの1つにもなります。
耐久性についての後悔ポイント
選ぶハンモックを間違えてしまうと、ハンモックを購入してからすぐに壊れて使えなくなってしまうなんてことも起こりかねません。
寝転ぶ人の全体重を支えるハンモックではそれぞれの部品に負荷がかかりやすいのは確かですが、購入してからすぐにハンモックの土台となるハンモックスタンドが壊れてしまったり、布や吊り下げるための紐が切れてしまったりすることもあり得ます。
また耐久性が低い商品の場合、寝転んでいる最中に壊れて落下して怪我をしてしまうなどの危険性も考えられるため、耐久性が悪い商品を購入してしまうとお金も健康も無駄にしてしまう可能性があります。
耐久性で後悔しないためのポイント
耐久性で後悔しないためには、ハンモックの耐荷重という指標に注目をしましょう。ハンモックには何kgまでの重量に耐えられるかという耐荷重という指標があり、100kg以下の商品から300kg以上の耐荷重の商品まで様々です。
後悔しないためには耐荷重の数値が高いハンモックを選ぶことがポイントで、多少値が張った商品だとしても長期間使うことができ、長期的には高いコストパフォーマンスが期待できます。
またどうしてもハンモックの土台となるハンモックスタンドよりも、体重の負荷がかかりやすい布の紐などが早く劣化しやすいため、布のみを購入できるメーカーを選んでおくとさらに安心です。
事前リサーチは販売サイトのレビュー(口コミ)をみるのがおすすめ
ハンモックは現物を見たり、実際に試したりすることが難しいアイテムで事前のリサーチはとても重要です。事前リサーチは販売サイトの内容をしっかりと確認しておくことと、レビュー(口コミ)をチェックして評価が高いかどうか、自身が利用したいシーンでどのような口コミがあるかをチェックしておくと、購入後の後悔のリスクを減らすことにつながります。
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。