
様々なシーンで活躍する自立式ハンモック
近年ハンモックの活用シーンは拡大しており、従来のイメージのキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、自宅などの室内にハンモックを設置して、生活家具の1つとしても活用方法が拡大しています。
ハンモックをどのようなシーンで利用をする予定かを聞いた購入時のアンケートでは、意外にも約67%の方が室内、アウトドア利用は10%程と室内での利用を考えている方が増えていることがわかります。

※当社調べ
市場が拡大している背景には、従来アウトドアシーンで使用されていた吊り下げ式ハンモック以外に、自立式ハンモックというタイプのハンモックの流通が広がってきていることが挙げられます。
今回は室内利用が増えている自立式ハンモックがどのようなものなのか、メリットやデメリットなども交えながら選び方のコツもご紹介させていただきます。
そもそも自立式ハンモックとは?
そもそも自立式ハンモックとはどのようなハンモックかご存じでしょうか。
日本では自立式ハンモック、もしくは自立型ハンモックと呼ばれることが多いハンモックとなりますが、元々は木や柱などに括り付けて使用する吊り下げ式ハンモックの派生で生まれたハンモックの種類の1つです。
自立式ハンモックは、吊り下げ式のハンモックとは異なり、木や柱などの吊り下げるための支柱がない場合でも使用できるハンモックとなっています。
ハンモックスタンドと呼ばれる金属や木材でできた、ハンモックの生地(布)を吊り下げることのできる土台が付属しているハンモックとなります。
自立式ハンモックの良い点
自立式ハンモックにもいくつかの種類があり、細かくみていくとそれぞれ特徴がありますが、今回は代表的なメリットを紹介していきます。
- 設置する場所を選ばない
- 気軽にハンモックに揺られてリラックスすることができる
- キャンプやバーベキューなどのアウトドアに持ち運びが可能
自立式ハンモックの種類や種類ごとのメリットデメリットは、詳しく以下のコラムでも紹介しているのでより詳細が気になる方はご確認ください。
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場所を選ばず設置することができる
自立式ハンモックは、寝転ぶためのハンモックの生地(布)をセッティングするためのスタンドがセットになっています。 そのため、吊り下げ式ハンモックでは必要となる2本の支柱などを準備することも不要となります。
賃貸のアパートやマンションの場合であれば、吊り下げるための丁度良い2本の支柱がある物件は少なく、壁などに吊り下げるための工事もできませんが、自立式ハンモックであれば支柱がなくても設置が可能です。
自宅などの室内や庭、ベランダ、キャンプなどのアウトドアシーンでも、ハンモックを設置するスペースさえ用意すれば場所を選ばずにハンモックを楽しむことができます。
気軽にハンモックに揺られてくつろぐことができる
自立式ハンモックは、比較的簡単に組み立てができるため、自宅などの室内でも気軽にハンモックに揺られてくつろぐことができます。
常時設置をしておくことはもちろん、休日にリラックスしたいタイミングだけ設置して、気軽にハンモックを楽しむことも可能になりました。
ハンモックに揺られることで、何気ない日常を充実した時間に変えることができます。
ハンモック揺れは、寝具としての入眠効果も高く心地良く揺られるているうちにいつの間にか寝てしまっているような寝心地を体験できるため、昼寝などに気軽に使用することにも適しています。
アウトドアに持ち運ぶことも可能
自立式ハンモックは自宅などの室内専用ということではないため、アウトドアシーンに持ち運ぶことも可能となります。
組み立て後は比較的広いスペースが必要となる自立式ハンモックですが、ハンモックのタイプによっては、ハンモックの布をかけるためのスタンドを折りたたんだり、分解したりすることで、専用のバックに入れて持ち運ぶことができます。
気軽にキャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンに持ち込んでハンモックに寝転んで自然を堪能することが可能です。
自立式ハンモックの不便な点
せっかく購入したハンモックで後悔したくないと考える方は多いと思います。
ハンモックの購入の際には、前述したメリットだけではなく、デメリットもしっかりと把握しておくことが、購入後のリスクを下げることにもつながります。
- 意外とサイズが大きい
- 乗り降りするにはコツが必要
意外にサイズが大きく、設置スペースの確保が必要
購入する際には、WEBサイトのイメージ写真をみて購入をされるケースが多いと思いますが、しっかりとサイズのイメージをしておかないと、届いたハンモックのサイズが意外と大きいと感じる方もいます。 特に自宅などの室内に設置する場合は、どこにハンモックを設置するかのイメージを事前にしておき、周りの家具や設備に接触しないようにスペースを確保しておく必要があります。
乗り降り時や使用中に落下や転倒の危険性がある
ハンモックに初めて乗る場合や慣れていない場合は、乗り降りする際に転倒したり、使用中に落下したり、怪我のリスクもあります。
特に室内で設置スペースが狭いため、コンパクトなタイプのハンモックを購入する場合はより危険性が高まります。
自立式ハンモックの中にも、ハンモックの布が広いタイプや、安全性の高さに定評があるハンモックがあり、そういった自立式ハンモックを選ぶことで事前にケガの危険性を下げることは可能になります。
自立式ハンモックの選び方のポイント
満足度が高い自立式ハンモックを選ぶためにはいくつかのポイントがあります。
しっかりとポイントを押さえたて、自身に合ったハンモックを選ぶことが後悔しないハンモックライフを送ることにも繋がります。
寝心地が良いハンモックを選ぶ
ハンモックに一番求められ、ニーズとして強いのはやはり寝心地の良さとなります。
販売されているハンモックは様々ですが、寝心地の良さに定評があるハンモックを選ぶことがおすすめとなります。
ハンモックの寝心地の良さは、ハンモックの生地(布)サイズと比例していると言っても過言ではないため、生地(布)サイズが広いタイプのハンモックを選ぶこと重要です。
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生地(布)の耐久性が高く、買い替えができるハンモックを選ぶ
自立式ハンモックは購入後ずっと使用し続けられるわけではありません。
使用しているうちにハンモックの生地(布)が徐々に消耗して、破れてしまったり、吊り下げるための紐が切れてしまったりという不具合も出てきます。
ハンモックの生地(布)の耐久性が高いメーカー商品を選び、紐や布に不具合が生じた際に生地(布)だけを後から購入できるメーカーの商品を選んでおくことが、長くハンモックを使用していく上では重要になってきます。
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室内利用の場合は安定性が高い1本軸ハンモックスタンドを選ぶ
室内でのハンモックの利用を想定している場合は、ハンモックの醍醐味である寝心地を堪能するために、1本軸のハンモックスタンド商品を選ぶことがおすすめです。
自立式ハンモックには1本軸のハンモックスタンドと、2本軸のハンモックスタンドタイプがあります。
1本軸のハンモックスタンドは、重量感があり安定性が高く寝転んだときに不安定さを感じにくいため、落下や転倒などの不安を感じにくい心理的な安心感も与えてくれます。
持ち運んで利用する場合は2本軸のハンモックスタンドがおすすめ
自立式ハンモックをキャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンに持ち運ぶことがメインの利用方法という方は、持ち運びの際の重量が重要となります。
ハンモックの重量はメーカーによって違いがあり、7kg程のものもあれば、倍以上の15kg程のハンモックも存在します。
前述した1本軸ハンモックスタンドは安定性が高く、寝心地が良い一方でしっかりとした軸となっているため重量感があるハンモックスタンドとなります。
室内に設置しておく場合であれば、重量はさほど気にする必要はありませんが、持ち運びがメインの場合であれば事前に重量のチェックをしておく必要があります。
持ち運びでの使用がメインであれば、持ち運びに適した重量の軽いハンモックを選ぶことも1つの選択肢となりますが、重量が軽い分ハンモックスタンドの安定性が劣ってしまうことも理解した上で自身に合ったハンモックを選んでいただければと思います。
おすすめの自立式ハンモック
自立式ハンモックは様々なメーカーから販売されていますが、目的別におすすめできるハンモックは異なります。
多くのハンモックの中から目的別におすすめできるハンモックを簡単に紹介します。
おすすめハンモック:Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
世界各国でベストセラーを獲得している定番の自立式ハンモック。
寝心地に徹底的にこだわった商品開発をしており、耐久性も兼ね備えたハンモック
【おすすめポイント】
ハンモックの生地が広く寝心地が抜群ハンモックスタンドの安定性が高く、室内でもアウトドアシーンでも安心布の買い替えもOK
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
おすすめハンモック:ゆらふわモック ノーマルタイプ
折り畳みが簡単で収納も組み立ても楽なハンモック。
3WAYハンモックとしての使用はできないので注意!
【おすすめポイント】
- 組み立て、収納が簡単で持ち運びに便利
- カラーバリエーションが豊富で好みにに合わせて選べる

ゆらふわモック ノーマルタイプ
簡単に折りたたんで収納ができるハンモック。必要な時に気軽に設置できる為スペースが狭めの室内にもおすすめ。
おすすめハンモック:revir of river(レビールオブリバー)
洗練されたデザインの3WAYハンモック。
綿の布でしっかり支える快適な座り心地のため、読書やカフェタイムにもピッタリなハンモック。
【おすすめポイント】
自立式のため置く場所を選ばずにおしゃれな空間作りが可能フレームと生地のカラーをそれぞれ選び、自分好みにカスタマイズ可能自立式ハンモック導入前の注意点
自立式ハンモックを導入する前には、快適で安全なハンモックライフを実現するためにいくつかのポイントを押さえておきましょう。
設置スペースの確保
ハンモックは揺れることでリラックス効果を高めますが、その動きに伴い周囲に十分なクリアランスが必要です。
スタンドの周囲には最低でも1m以上の空間を確保し、壁や家具、観葉植物などに接触しないようにしましょう。
重量の確認
自立式ハンモックのスタンドはモデルによって重さが異なります。
特にキャンプやBBQなどの持ち運び用途で使う場合は、スタンド本体の重量を事前にチェックし、女性やお子様でも無理なく組み立て・運搬できる軽量モデルを選ぶと安心です。
保証・アフターサービス
自立式ハンモックは長く愛用できる家具のひとつです。万が一の破損やパーツ紛失に備え、正規販売店や公式オンラインストアで購入し、保証期間や交換部品の有無を確認しておくことをおすすめします。
自立式ハンモックの設置例・活用アイデア
自立式ハンモックは室内、屋外どこでも利用できる万能なアイテムです。簡単によくあるハンモックの設置例や活用アイデアをご紹介していきます。
リビングの読書スペース
リビングに自立式ハンモックを設置すれば、従来のソファとはひと味違うリラックス空間が生まれます。程よい揺れが集中力を高め、読書や映画鑑賞の時間をより豊かにしてくれます。
コンパクトな2本軸スタンドを選べば、狭めのリビングでもすっきり収まり、使わないときは簡単に折りたたんで収納することもできます。
ベランダや庭に設置
ベランダやテラスに自立式ハンモックを置けば、緑や花に囲まれたプライベートなオアシスに早変わり。朝のコーヒータイムや午後の昼寝にぴったりで、風に揺られる心地よさが非日常のリフレッシュをもたらします。
使用しない時は劣化や色褪せを防ぐため、布だけ取り外して保管しておき使う時だけ再度セットして利用すると長期間愛用できるのでおすすめです。
子ども部屋の遊び場
安全性の高い低重心設計の自立式ハンモックを選べば、お子様の遊び場としても活用可能です。
揺れる感覚がバランス感覚や体幹を鍛える遊具としても最適。お子様の成長に合わせて高さ調整できるモデルや、カラフルなデザインを選べば、お部屋のアクセントにもなります。
自立式ハンモックのメリット・デメリットまとめ
自立式ハンモックは、室内・アウトドア両方で楽しめる新しいリラックスアイテムです。設置の自由度、寝心地、持ち運びのしやすさなどメリットが多い一方、サイズ感や転倒リスクの把握も重要です。
購入前にポイントを押さえ、自分に合ったモデルを選ぶことで、快適なハンモックライフを実現できます。
Vivere(ビブレ)ハンモックを購入する場合の注意点
ハンモックが人気になってきたからこそECサイトには有名ブランドの模倣品(コピー商品)や並行輸入品(海外横流し品)も増えてきています。
Vivere(ビブレ)ハンモックは寝心地に定評のある、世界各国でベストセラーを獲得している自立式ハンモックとなりますが、近年では保証を受けることのできないショップでの販売が横行しております。正式なショップでの購入でないと、メーカーの保証が受けられないなどのトラブルも発生しますので、購入するショップには注意して下さい!
現在順次対策を実施しておりますが、間違って弊社管理外のショップでご購入された場合はメーカーの正規保証が受けられませんのでご注意ください。

K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。