リラックスして寝ることに適しているハンモック
アウトドアシーンでの利用イメージも高いハンモックですが、近年は室内用として購入する方も急増しており、自宅にハンモックを置いて愛用される方も多くいらっしゃいます。
自宅の寝具というとベッドなどのマットレスや、布団で就寝される方が多いと思いますが、中にはなかなか寝付けずに不眠症に悩む方も多いのではないでしょうか?
厚生労働省の発表によると、日本人の5人に1人(20%)は「睡眠で休養が取れていない」「何らかの不眠がある」と回答しており、加齢と共に不眠は増加する傾向があるそうです。
すなわち不眠症は今や誰でも陥る可能性のある病気となっています。
実はハンモックはリラックスして熟睡することに適した寝具でもあり、熟睡して眠ることができる理由としてはハンモックの揺れが良い影響を及ぼしていると言われています。
今回はそんなハンモックで揺られる効果について解説していきたいと思います。
ハンモックに寝転んで揺られることの効果
ハンモックは今では室内などにも簡単に設置できるアイテムとなりますが、ハンモックの揺れによって「寝つきがよくなる」ことと「熟睡できるようになる」ことが効果として挙げられます。
ハンモックの布に包まれると気持ちが落ち着く
まずハンモックに寝転んで布に包まれる事で気持ちが落ち着きます。
ベッドや布団で眠りにつく時に毛布などにくるまった際に、妙に落ち着くと言った経験がある方も多いかと思いますが、ハンモックも寝転んだ際に布で全身を包み込んでくれます。
全身が包み込まれる事で安心感が生まれ気持ちが落ち着いて心のリラックスにつながります。
体の緊張をほぐして全身をリラックスさせる事ができる
ハンモックは全体重を吊り下げられた布にあずける形で寝転び、なんとも言えない浮遊感を感じることができます。
人は普段の生活の中で体をリラックスしていると思っても、どこかしらに力が入ってしまって筋肉が緊張してしまっている場合がほとんどです。
ハンモックに寝転んで全身の体重をあずけることで、自然に筋肉の緊張をほぐし全身をリラックスする事ができます。
心から安心してハンモックに寝転んでいないと緊張からどこか力が入ってしまってリラックスする事ができなくなってしまいますので、まずはハンモックで寝転ぶことに慣れることも大切です。
揺られることで寝つきがよくなる
赤ちゃんもゆりかごで揺られると寝つきが良くなるように、大人も揺られることで寝つきがよくなるという検証結果もあります。
スイスの大学の研究者が18人の成人を対象に、眠りと揺れの関係性について調べるための検証では、揺れたベッドの時には眠りにつくまでの時間が短くなったという検証結果となった様です。
揺られたベッドで眠った際の脳波を計測したところ、最も脳が休まる睡眠の指標となるノンレム睡眠の脳波に達するまでにかかった時間は10分で、静止したベッドで寝るよりも6分ほど早いという結果が得られています。
電車や車などで揺られながら移動する際につい眠ってしまうこともあるかもしれませんが、それも揺れることの科学的な効果なのかもしれません。
揺られることで熟睡できるようになる
前述した寝つきがよくなることに加えて、揺られることで熟睡できるようになるということも同じ検証の中でわかっています。
揺れたベッドでは眠りにつくまでの時間が短くなる上、さらに脳が休まっている状態のノンレム睡眠の脳波が、静止したベッドの時よりも長く持続していて、夜中に目を覚ますことも少なかった様です。
検証の対象人数が18人とまだまだ少ない実験だった様ですが興味深い研究であり、今後さらに研究が進めば寝る際に揺れることができるハンモックだけではなく、揺れるベッドが流通する可能性も捨てきれませんね。
揺れの効果を最大限引き出すおすすめシーン
ハンモックの揺れの効果を体験するのにおすすめの利用シーンをいくつか紹介していきます。
揺られながら昼寝をする
心地よく揺られていると、いつの間にかうとうと眠ってしまうような、そんな効果がハンモックにはあります。
自宅の室内でのんびりとリラックスしたいタイミングや、ベランダやバルコニーに置いて暖かい陽を浴びながらハンモックに横になれば、気軽にハンモックの揺れでリラックスして体を休めることができます。
寝具として揺られながら熟睡するために使用する
夜眠る寝具がマットレスや布団を使用されている方にも、ハンモックの揺れはおすすめです。
ハンモックを寝具にすることによって、睡眠時の入眠時間の短縮や、熟睡、寝起きが良くなったりと様々な効果を実感できる可能性があります。
夜の睡眠でなかなか疲れが取れないなどの悩みを抱えている方は、一度寝具として使用してみることもお勧めします。
ちょっとした休憩で寝転んだり座ったりしてみる
ハンモックは体の緊張をほぐし全身をリラックスさせてくれる効果があるため、ちょっとした休憩にも適したアイテムになります。
仕事や家事の合間でのちょっとした休憩の際に、寝転んだり座ったりすることで体を休める事ができます。
ハンモックによっては寝転ぶだけではなく、背もたれがあるソファのように座ることもできるため、気軽に利用して質の高い休憩が取れます。
ハンモックの揺れが睡眠障害を解消する?
ハンモックで揺られることの効果として、「寝つきがよくなる」「熟睡できる様になる」という効果を紹介させていただきました。
実は筆者の私も以前は仕事のストレスや疲れから、夜なかなか寝付けずに朝を迎えてしまうような不眠症に悩まされていた時期がありましたが、寝具をハンモックに変えてからは不眠症に悩まされることが無くなった実体験があります。
寝たいのに眠れないというのは想像以上にストレスとなりますが、厚生労働省の発表にもある通り、成人の5人に1人(20%)は不眠症に悩まされている方がいるのが現状です。
良質な睡眠や休養を取りたいと考える方は、睡眠薬などの薬に頼ることなく、一度ハンモックを寝具として使用してみると意外とあっさりと不眠症の解消に向かうかもしれません。
安心してハンモックに揺られるためのポイント
安心してハンモックで揺れながら眠るには、ハンモックの寝心地の良さはとてもに重要となります。
ハンモックの寝心地の良さは、ハンモックの布のサイズに比例すると言っても過言ではなく、幅の広い布で安定感のある土台(スタンド)のハンモックを選ぶことが大切になります。
寝心地を重視した大きなハンモックを探している方は、Vivere(ビブレ)ハンモックダブルサイズをお試しいただくのがおすすめとなります。
Vivere(ビブレ)ハンモックはカナダ発祥の自立型ハンモックで、至高の寝心地を追求したハンモックです。
世界各国でベストセラーを獲得しており、日本でも気軽に組み立てて室内に設置することができるため人気を集めているハンモックとなっています。
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。