日本でも販売が増えてきているハンモック
日本でもECモールが普及し、コロナ禍での外出自粛の影響もありネットでの購入が当たり前になってきました。
ハンモックも他の商品同様に、実店舗に行かずとも購入が整ってきており、ハンモックの販売サイトも年々増加傾向で気軽に様々なタイプのハンモックが購入できます。
販売されている自立式ハンモックには様々なタイプが存在し、ハンモックスタンドが1本軸タイプと2本軸タイプのハンモック、他にも布の素材の違いなどメーカーによってそれぞれ特徴があります。
今回は日本で販売されている自立式ハンモックのブランドをまとめて紹介していきたいと思います。
販売されている自立式ハンモックのメーカー(ブランド)を紹介
Vivere(ビブレ)
Vivere(ビブレ)はカナダ発祥のハンモックメーカー(ブランド)で、寝心地の良い自立式ハンモックを販売しています。
アメリカやカナダ、ヨーロッパなどの世界13カ国で販売されており、口コミの評価が高い自立式ハンモックです。
ハンモックのスタンドは1本軸スタンドを採用しており、布は伸縮性の高いコットンの素材を使用していて、徹底的に寝心地にこだわった商品開発をしています。
Vivere(ビブレ)ダブルハンモック
自立式ハンモックの定番、世界中でベストセラーを獲得している圧倒的な寝心地が特徴のハンモック
Vivere(ビブレ)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 280cm |
幅 |
113cm
|
高さ |
100cm
|
重量 |
15kg
|
耐荷重 |
300kg
|
遊び(スサビ)
「遊び」とかいて「すさび」と読む、コロンビアハンモックやメキシコハンモックを販売しているハンモックメーカー(ブランド)です。
ハンモック発祥の地、中南米で製造された布を使用しており、コロンビア産のコットン100%の布や、メキシコ産の通気性の高いネット(網)タイプを選べることが特徴です。
ハンモックスタンドは1本軸タイプを採用している商品が多いですが、吊り下げ式のハンモックやハンモックチェアなど、ハンモックに関して幅広く商品を販売しています。
遊び(スサビ)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 268cm |
幅 | 100cm |
高さ | 100cm |
重量 | 約10kg |
耐荷重 | 160kg |
revir of river(レビール オブ リバー)
フレームとクロスを合わせて24通りのパターンからお気に入りのハンモックをチョイスできるのが特徴のハンモック。
3WAYハンモックのため、ハンモックはもちろんハンモックチェア、ハンガーラックとしても使用できるのが特徴のハンモックです。
revir of riverハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 194.5cm |
幅 | 67cm |
高さ | 112cm |
重量 | 9.4kg |
耐荷重 | 150kg |
ゆらふわモック
ハンモックスタンドのカラーや布のカラーも豊富で組み合わせを選べるのが特徴のハンモックメーカー(ブランド)です。
ハンモックスタンドは2本軸タイプを採用しており、ノーマルタイプのサイズから、「マルチタイプ」「ロングタイプ」など複数のサイズ展開をしているのも特徴です。
ハンモックの布は通気性と耐久性に優れ、ハニカム状に編まれた2重伸縮ネットが使用されています
ゆるふわモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 202cm~247cm |
幅 | 86cm |
高さ | 81cm~98cm |
重量 | 8.4kg |
耐荷重 | 330kg |
MRG(エムアールジー)
自立式ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックと3種類の使い方ができる3WAYハンモックを販売しているメーカー(ブランド)です。
ハンモックスタンドは2本軸タイプを採用しており、スタンドの角度を変えることでハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックと目的に合わせた使い方ができます。
ハンモックの布は寝転ぶようの布と、ハンモックチェア用の布の2つが付属しており、使用用途に合わせて付け替えて楽しむことができます。
MRG(エムアールジー)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 199〜229cm |
幅 | 73.5cm |
高さ | 92〜101cm |
重量 | 9.4kg |
耐荷重 | 350kg |
LifeFair(ライフフェア)
大人2人でも座れる広めのハンモックの布を使用したハンモックメーカーです。
ハンモックスタンドは1本軸タイプを採用していますが、飲み物やスマホが近くに置いておけるような小さめのテーブルが付属した便利なタイプも販売しています。
LifeFair(ライフフェア)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 270cm |
幅 | 110cm |
高さ | 105cm |
重量 | 13.7kg |
耐荷重 | 300kg |
GROOVY(グルービー)
自立式ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックと用途に合わせて3種類の変形ができるハンモックを販売しているメーカーです。
ハンモックスタンドは2本軸タイプを採用しており、ハンモックの布はハニカムタイプの通気性の良いものが使用されています。
ハンモックの布カラーに特徴的なレインボーカラーがあるメーカーでもあります。
ハンガーラック用のポールも付属されており、ハンモックとして楽しむだけではなく、洗濯物や薄手の布団などもかけられる便利なハンモックが販売されています。
GROOVY(グルービー)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 254cm |
幅 | 86cm |
高さ | 80cm |
重量 | 10kg |
耐荷重 | 330kg |
LOGOS(ロゴス)
アウトドア用品を販売するLOGOS社が販売するハンモックです。
自立式ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックと3種類の使い方ができるハンモックで、
ハンモックの布をかける部分には、ベアリング式フックが採用されており、適度な揺れを体験できるハンモックです。
ハンモック用の布やハンモックチェア用の布に加えて、クッションなども付属している商品です。
LOGOS(ロゴス)ハンモックの商品規格 | サイズ・重量 |
長さ | 250cm |
幅 | 86cm |
高さ | 80.5cm |
重量 | 10.7kg |
耐荷重 | 100kg |
ハンモックを選ぶポイントを整理しよう
ハンモックはさまざまなメーカーで販売がされていますが、選ぶポイントはいくつかあります。
重視するポイントによって、選ぶメーカー・ハンモックは変化してきますので、自身が何を重視したいかを確認した上でハンモックを選ぶようにしてください。
寝心地
ハンモックには寝心地のよいハンモックもあれば、寝心地の悪いハンモックも存在します。
ハンモックを購入する目的の大多数は気持ちよく寝転んでリラックスすることかと思います。
どれだけ利便性が優れていても、寝心地が悪いハンモックでは気持ちも体もリラックスすることはできないため、ハンモックにおける寝心地の良さは選ぶポイントとしては一番と言っても良いほどに重要です。
寝心地を重視したいのであれば、「ハンモックの布サイズ」「ハンモックの布素材(伸縮性)」「ハンモックスタンドの安定性」をしっかり押さえて購入するのがおすすめです。
別記事でも寝心地を左右するポイントについて詳しく解説しているため、寝心地を重視したいというかたは参考にしてください。
安全性
ハンモックは体が宙に浮いた状態で無防備な体勢で寝転ぶことになります。
安全性が低く、ハンモックから落下したり、乗り降りする際に転倒してしまうといったこともゼロではありません。
ハンモックの生地(布)を吊り下げるためのハンモックスタンドにも、太く丈夫なタイプもあれば、耐久性が低いが利便性が高いような細いタイプもあります。
一般的にはハンモックスタンドには「1本軸」と「2本軸」のスタンドに分けられ、安全性を重視するのであれば「1本軸」のハンモックスタンド、利便性を重視するのであれば「2本軸」のスタンドを選ぶとよいでしょう。
安全性を重視したい場合であれば、ハンモックの耐久性の指標として使用される「耐荷重=何kgまでの重量に耐えられるか」の数値が高いものを選ぶことをおすすめします。
余裕を持って300kg以上の耐荷重があると、安全性としては十分みたしていると言えるでしょう。
また、ハンモックはコピー商品のようなブランド商品を模倣した商品も多く出回っています。
購入する際には、ハンモックの耐久テストや品質テストなどが、しっかりとした検査機関で検査されて証明書が提示されているショップかどうかも確認しておくとより良い商品選びができるでしょう。
耐荷重の表記が十分でも、しっかりとした品質検査機関での検査がされていない場合もあるので注意が必要となります。
持ち運びやすさ
ハンモックを自宅などの室内で移動をさせたり、キャンプなどのアウトドアに持ち運ぶことを想定しているのであれば、「持ち運びのしやすさ」も重要となります。
持ち運びのしやすさは、ハンモックの「重量」と「収納性」が影響します。
1本軸スタンドと2本軸スタンドを比較すると、2本軸スタンドの方が比較的軽量なものが多く、持ち運び重量は7kg〜8kg程となります。
1本軸スタンドであると商品によっては約15kg程の重量となるケースもあるので、持ち運びを重視するのであれば2本軸スタンドのハンモックがおすすめです。
ただ、ハンモックの重量は軽ければ軽いほどもちろん持ち運びはしやすくなりますが、軽いということは自立式ハンモックであれば土台が不安定ということにもつながりますので、安定性も考慮したハンモック選びをおすすめします。
収納性もハンモックのスタンドのタイプによって異なるケースが多くあります。
1本軸のハンモックは組み立てや解体の際に、部品(パーツ)の抜き差しや、ネジなどのパーツを使用しますが、2本軸のハンモックであれば、ハンモックスタンドを広げるだけ、解体の際にも折り畳むだけと言ったように組み立てや解体の利便性が高いハンモックが多いのが特徴です。
室内で気軽に移動させてハンモックを使用したい、アウトドア先で簡単に組み立てて楽しみたいと考える方は、「重量」と「収納性」に優れた2本軸のハンモックスタンドの商品を候補にいれてみるのも良いでしょう。
値段
ハンモックはさまざまな種類が販売されており、もちろん高価なハンモックから安価なハンモックまで価格帯はさまざまです。
値段によっても品質は変わってくることを理解していただくと購入後に後悔は少なくなるでしょう。
自身がハンモックに支払うことのできる予算に応じて選ぶことも重要ですが、価格差にはそれなりの理由もあります。
価格が抑えられたハンモックは、例えば吊り下げる生地(布)のロープの耐久性が低く、早期に切れてしまったり、伸びが早く早い段階で使用することができなくなってしまうといったことや、ハンモックスタンド自体が壊れてしまって楽しむことができなくなってしまうといった声も多く聞きます。
別記事でも安いハンモックと高いハンモックの違いを解説していますので、こちらも参考にしながら、寝転んだ時にしっかりとリラックスができるハンモックを選んでください。
信頼がおける購入先か
現在では手軽にECショップの開設も可能になり、一時期マスクやゲーム機などの転売でも話題となったいわゆる「転売ヤー」がハンモックの販売でも横行しています。
購入するショップが公式なショップでない場合は、ハンモックに不良やトラブルがあったとしても、返品や保証の対応がされないケースもあることを理解しておくことが重要です。
悪質なショップの場合は、購入した商品が最悪届かないなんてことも可能性としてはあるため、購入前にはしっかりとしたショップかどうかのチェックをしておくことをおすすめします。
ハンモックのタイプや口コミも参考に購入を決めよう
ご紹介させていただいた通り、ハンモックはメーカー(ブランド)によってハンモックスタンドのタイプや布に違いがあります。
似たような商品でも微妙な違いがあるため、購入する際にはそれぞれのハンモックの口コミなども参考にしながら選んでいくことをおすすめします。
是非自分にあったハンモックを選び、ハンモックライフを送っていただけると幸いです。
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。