ハンモックの選び方
ハンモックといっても多くの商品が販売されており、どのハンモックを選ぶと良いか悩んでしまうことが多いと思います。
実際にハンモックを選ぶ際には購入する方がどんな場所で使用するのか、どんな使用の仕方をするのか、購入者の考え方によって適切な選び方は異なります。
今回はハンモックのよくある利用シーンや、よくあるハンモックのQ&Aをご紹介していきます。
自宅などの室内にハンモックを設置
室内に設置する場合は常に設置しておく場合とそうではない場合で選び方が異なります。
それぞれのケースでの適切な選び方を紹介します。
常に設置しておく場合
常に設置しておく場合におすすめなのは1本軸のハンモックスタンドが採用されている自立式ハンモックです。
1本軸の自立式ハンモックは、安定性、寝心地が抜群で、いつでも気が向いた時に室内でリラックスすることができます。
常に設置しておく場合は、ハンモックを設置するための一定のスペースが必要になるため、広めのスペースを確保しておくことが必要になります。
使用する時だけ設置する場合
室内で利用できるスペースに限りがある場合などは、2本軸のハンモックスタンドが採用されている自立式ハンモックがおすすめです。
使用するときだけハンモックを組み立てて寝転ぶことができ、使用しないときは折りたたんで壁に立てかけておくといった管理をすることができます。
使用しないときは部屋のスペースを広く使いたい場合は2本軸のハンモックがおすすめですが、1本軸ハンモックと比較すると耐久性や寝心地に劣ることがデメリットとして挙げられます。
キャンプやアウトドアの屋外にハンモックを設置
キャンプやアウトドアに持ち運ぶ場合は、吊り下げ式ハンモックがおすすめとなります。
自立式ハンモックの場合は、ハンモックの布を吊り下げるためのハンモックスタンドも持ち運ぶ必要があるため、ハンモックスタンドも含めて7kg〜15kgの荷物となります。
荷物をできるだけ軽くしたい場合はハンモックの布だけをキャンプやアウトドアに持ち運び、木や柱などに吊り下げると自然を感じながらハンモックを楽しむことが可能です。
一方で気をつけなければいけないのが、出かけた先のキャンプ場やアウトドア環境で、ハンモックを吊り下げることのできる木や柱がない場合がある点です。
施設によっては施設の木や柱を使うこと自体を禁止している場合もあるため、その場合は自立式ハンモックを持ち込む方が確実にハンモックを楽しむことは可能です。
ひとり暮らしや狭いスペースにハンモックを設置
ひとり暮らしや狭いスペースにハンモックを設置したい場合は、3WAYハンモックやハンモックチェアがおすすめとなります。
3WAYハンモックはハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックの3つの用途に変形して使用できるアイテムです。
ハンモックチェアとして使用する場合であれば1人分のチェアとして使用することはできますが、足を伸ばして寝心地を堪能しきれないのはデメリットではあります。
とはいえひとり暮らしの狭めの部屋や、狭めのスペースにも設置してリラックスできるのはメリットとして挙げられます。
庭やバルコニーにおしゃれにハンモックを設置
庭やバルコニーで外の空気を吸いながら読書をしたり昼寝をしたりすることができるのもハンモックの醍醐味です。
庭やバルコニーに設置する場合は、設置場所に屋根があるかどうかで選び方の判断が分かれます。
屋根がある場合は都度の組み立ては面倒になるため、常に設置しておき寝心地の良い1本軸の自立式ハンモック、屋根がない場合は、都度収納する必要があるため収納性に優れた2本軸の自立式ハンモックがおすすめです。
ハンモックを家族や複数人で楽しむ
ハンモックを家族や友人など複数人楽しむことを想定する場合は、ハンモックの耐久性や安定性が高い商品を選ぶことが大切です。
ハンモックの耐久性の基準としても使用される「耐荷重」の数値が高いものを選ぶことがおすすめで、特に1本軸の自立式ハンモックが安定性と耐久性を兼ね備えたハンモックとなります。
耐久性が低い場合は、ハンモックに乗っている最中に壊れて大切な家族や友人が怪我をする可能性があります。
耐荷重の表記はハンモックの購入ページに記載されているので、事前によく確認した上で選ぶことが大切になります。
ハンモックでよくあるQ&A
ここからはよくあるハンモックのQ&Aを紹介します。
ハンモックは何kgまで耐えられる?
ハンモックのブランドやメーカー、タイプによって何kgまで耐えられるかは異なります。
販売されているハンモックの商品ページに、「耐荷重」という指標が記載されているため事前にチェックすることと、外部の検査機関で検査された証明書が掲載されているかも確認しておくと安心です。
ハンモックはベッドの代わりにもなる?
ハンモックは寝具として使用され始めたのが始まりです。
現在でも寝具として使用されている国もあり、日本でもベッドの代わりとして愛用しているひともいる寝具としても優秀なアイテムです。
ハンモックの持ち運びの重量は?
ハンモックによって重量は異なり、同じ括りの自立式ハンモックだとしても商品によって約7kgの商品もあれば約15kgの商品まで様々です。
商品によってハンモックスタンドの重量が変わるため、購入時に商品ページに記載されている重量をチェックしてみてください。
ハンモックの正しい寝転び方は?
ハンモックに寝転ぶ際のポイントは以下の流れです。
設置スペースはどれくらい必要?
設置スペースはハンモックによっても様々ですが、大きなハンモックであれば3m×1.5m程のスペースが必要になります。
特別大きいハンモックもありますが、購入前に事前に組み立て後のサイズや、十分な設置スペースがあるかどうかを確認しておくと安心です。
布だけの購入はできる?
布だけの販売をしているのはハンモックメーカーによって異なります。
土台となるハンモックスタンドと比較すると、ハンモックの布は比較的早めに布が破けたり紐が切れてしまうこともあります。
購入時に事前に布だけの購入ができるハンモックメーカーを選んでおくことで、布だけの買い替えや季節によってカラーを変えたりといった楽しみ方もできます。
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。