ハンモックの体重制限は?ハンモックを選ぶ基準としても重要な【耐荷重】について

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ハンモックは何キロまでの体重に耐えられるのか

ハンモックは宙に吊り下がった布に体を預けるアイテムであり、宙に浮いたような感覚が「気持ちいい」と感じる方も入れば、「怖い」と感じる方もいます。
寝転んだ際に怖いと感じるハンモックは、「吊り下げる土台が不安定」「吊り下げる布の幅が狭い」といった特徴があります。
この記事ではハンモックのタイプによる体重制限や安心して寝転べるハンモックを選ぶ為のポイントを解説します。



ハンモックの強度の指標は「耐荷重」

ハンモックは自立式や吊り下げ式といったタイプがあり、商品によって耐えられる体重の数値は異なります。
一般的にはハンモックの強度は「耐荷重」というどれくらいの重量に耐えられるかという指標が用いられています
この強度の数値が高ければ高いほど、より重い重量に耐えられるということになり、耐荷重を超えた負荷をかけた場合は、ハンモック自体が壊れてしまったり、ハンモックの布が破けてしまったり紐が切れてしまう危険性があります。



耐えられる体重はハンモックによって異なる

ハンモックの耐荷重は前述した通りハンモックのタイプによっても異なり、同じタイプだとしてもメーカーによって耐荷重が異なる場合があります。
基本的には購入する際の商品ページに耐荷重の記載があると思いますので、記載されている数値を確認していただく必要があります。



自立式ハンモックの体重制限

自立式ハンモックの耐久性は、「ハンモックスタンド」と「ハンモックの布(生地)」の耐久性が耐荷重(体重制限)に影響します。
自立式ハンモックの耐荷重は一般的に150kg〜300kg程となっており、標準体重の方であれば1人で寝転ぶ分には十分な耐荷重となります。
ハンモックのサイズ(布の大きさ)が広いタイプであれば、複数人でハンモックに寝転ぶことができますが、その場合であれば耐荷重は200kg以上、できれば300kg以上の耐荷重があるハンモックを選んでおくと安心です。



吊り下げ式ハンモックの体重制限

吊り下げ式ハンモックの耐久性は、「吊り下げる支柱(土台)」と「ハンモックの布(生地)」が耐荷重(体重制限)に影響します。
ハンモックの支柱の強度は、設置する方の環境によって様々かと思いますが、強度が弱いとハンモックを使用している最中に落下してしまう可能性もあるためできるかぎり強度が強い支柱を使用するようにしてください。
ハンモックの生地(布)の耐荷重(体重制限)は100kg程の商品から、300kg以上と商品によって様々です。
特にハンモックの布の先についている、支柱に引っ掛ける為の「紐部分」はメーカーによって強度の差が大きく、商品によってはすぐに消耗して使えなくなってしまったり、伸び切ってしまう場合もあります。
ハンモック生地(布)は耐久性と寝心地を左右する非常に重要な役割となる部分になります。

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ハンモックチェアの体重制限

ハンモックチェアの耐荷重(体重制限)は商品よっても異なりますが100kg〜200kg程が一般的に多く商品として販売されています。
ハンモックチェアの場合は注意が必要なのは、3WAYハンモックのようにハンモックとハンモックチェアそれぞれにフレームを変形して使用するタイプの商品の場合は、ハンモックの形状とハンモックチェアの形状では耐荷重が異なります。
ハンモックチェアは基本的に1人で座るタイプのアイテムとなるため、100kg以上の耐荷重指標であればよいでしょう。
ハンモックチェアも吊り下げ式ハンモック同様に吊り下げるための支柱(土台)の強度が低すぎる場合はお尻から落下してしまうため、できるだけ強度がある支柱に吊り下げることをお勧めします。

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同じハンモックタイプでも耐荷重は大きく異なる

同じような形状のハンモックだとしても、製造しているメーカーによって細かい設計や構造の違いや、素材自体も大きく異なることもあり、似たような見た目でも耐荷重(体重制限)には大きな差があることが多いアイテムでもあります。
耐荷重の数値が高ければ、それだけ安定感の高さにもつながる為、ハンモックの醍醐味である寝心地の良さを体感するためには耐荷重が高いハンモックを選んでおくと安心できます。



耐荷重が低いハンモックを選ぶとどうなるのか?

それでは逆に耐荷重が低いハンモックを選んでしまうとどのようなデメリットがあるかを解説していきます。



心理的な安心感がないためリラックスすることができな

耐荷重が低いハンモックはハンモックスタンド(土台)の安定感が低いことやハンモックに寝転んだ時にぐらつきやきしみなどが発生することがあります。
心のどこかで「ハンモックの土台が壊れてしまわないか」、「紐が切れてしまわないか」といった心配がある状態で寝転んだ場合は、安心してハンモックに身を預けることができず結果的にリラックスできないという状態になります。
安心してリラックスするためにも、きしみやぐらつきの少ない安定感があるハンモックを選んでおくことが重要となります。



ハンモックが壊れて怪我をする危険性がある

耐荷重が低いハンモックの場合は、想定した重量をオーバーした場合はハンモックスタンドが壊れてしまったり、ハンモックの布が破ける、紐が切れるといった状態になる可能性があります。
そうなった時にハンモックに全体重を預けて寝転んでいる場合は、ハンモックが壊れたタイミングで落下してしまう可能性もあります。
全体重をハンモックに預けている状態から落下してしまった場合は受け身が取れず、大きな怪我につながる危険性があります。
ハンモックの寝転び方や体重のかけ方によって耐荷重が高いハンモックでも壊れてしまうことも可能性としてはありますが、耐荷重に余裕を持ったハンモックを使用した方が壊れて怪我をする危険性は低くなります。



購入時にはしっかりと検査機関で試験がされているかもチェック

ハンモックの購入時には、怪我のリスクを少しでも減らすために、購入しようとしているハンモックがしっかりとした検査機関で荷重テストがされており、安全が証明されているかもあわせてチェックをするようにしてください。
現在は気軽にインターネットでハンモックは購入することができるようになりましたが、有名ブランドのハンモックのコピー商品を作り模倣品として販売している業者も増えてきているのが実情です。
悪質な業者の場合は、作成した販売しているハンモックの荷重テストや安全性の試験を実施せずに製品の販売をしているケースもあります。
自分自身の身や、ハンモックを楽しむ家族の身の安全を守るためにも購入前には検査機関で試験がされているかなどのチェックをしてから購入するようにしてください。

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筆者プロフィール
K_Arafune
ハンモック使用歴8年の愛好家。
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。
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