元々は木に吊り下げていたハンモック
キャンプ地や行楽地、旅館やホテル、リゾート地など今や様々な場所で見かけるようになったハンモックですが、元々の始まりは南米で木に吊り下げて寝具として使用されていたことが始まりです。
特に日本では木に吊り下げて使用するシーンを見かけることの方が少ないとは思いますが、現在はどのようなハンモックデザインがあるのかを紹介していきます。
近年のハンモックデザインの進化
ハンモックが普及し始めた当初は木や柱に吊り下げるタイプのハンモックが主流となっていましたが、現在は昔とは違いハンモックの布を吊り下げることのできるハンモックスタンド(土台)が付属した商品が一般的に普及しています。
またハンモックの布の素材も様々でカラーバリエーションもメーカーによって異なります。
ハンモックスタンド
土台となるハンモックスタンドはいくつかのタイプに分けられます。
大きく分けて以下のハンモックスタンドに分類されます。
1本軸のハンモックスタンド
1本軸のハンモックスタンドはクラシック型とも呼ばれ、自立式ハンモックの中でもベーシックで安定感や耐久性が高いことが特徴です。
中心に太い軸がありそこから4本の足で支える形となっており、寝転んだ時にもグラつきなどを感じにくく寝心地も感じやすいタイプと言えます。
2本軸のハンモックスタンド
2本軸のハンモックスタンドは決して軸自体の太さはありませんが、2本の軸で支えることでバランスをとっているハンモックスタンドとなります。
商品にもよりますが、組み立ても簡易的で折りたたんで部屋の壁に立てかけておくこともでき、利便性に優れたタイプと言えます。
1人用のハンモックチェアスタンド
ハンモックチェアスタンドはひとり用のハンモックチェアを吊り下げる専用のスタンドとなります。
室内の狭めのスペースにも幅を取らずに設置できるのが特徴で、日本の居住環境にも設置しやすいハンモックタイプとなります。
ハンモックの布
ハンモックの布もカラーのデザインだけではなく、素材も様々な商品が販売されています。
室内で利用するのか、それともキャンプなどのアウトドアで利用するのか、用途によっても選ぶ際に適切な素材は変わります。
温かみのある綿素材
最もベーシックなのは綿素材(コットン)で、普段身につける衣服にもよく使用される聞き馴染みのある素材かと思います。
綿素材は適度な伸縮性で体にフィットし、温かみのある寝心地でリラックスすることができます。
通気性に優れたネット素材
ネット素材は網目上に編み込まれた素材で、何よりも通気性が良いのが特徴です。
夏場など暑い時期でも、寝転んだ際の背中の蒸れなどを気にせずリラックスすることができます。
耐久性の高いナイロン素材
ナイロン素材は耐久性に優れており、アウトドアなどで活躍します。
様々な天候条件にも対応でき、雨や湿気にさらされた後でも乾きが早く速乾性に優れている使い勝手の良い素材です。
軽さが売りのパラシュート素材
パラシュートの素材として開発されたナイロンを組み合わせた素材です。
持ち運ぶ際に嬉しい軽量な点が売りの素材で、1kgにも満たないような重量でキャンプやアウトドアに持ち運ぶこともでき、薄く通気性が良いのも特徴です。
現代の生活様式にあわせて選べるようになったデザイン
ハンモックは今やインターネットで気軽に購入ができる身近なアイテムになりつつあります。
気軽に購入できる一方で、ハンモックの選び方を間違えて購入してから後悔するといったケースも多く発生しています。
自身が気に入ったハンモックのデザイン、布素材、カラーを選ぶもの重要となりますが、自身がどういったシーンでハンモックを使用するか、どこに設置するかもハンモックを選ぶ上では重要となります。
購入する際は利用シーンや、実際に自身と同じ利用シーンで使用している人の口コミをチェックしておくと購入後の後悔のリスクを減らすことにも繋がります。
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。