
ハンモックの取り付け方法は意外と難しい
ハンモックを自宅に取り付けたい。そんな思いを持っている方もいるかと思います。
一方で室内にハンモックを取り付けるのは意外と大変で難しいというのも事実。なぜなら室内によくあるハンモックを吊り下げようとする場合、室内の壁や天井に吊り下げるための器具を取り付けて設置することが必要になり、場合によっては専門の業者に工事をしてもらうことが必要になるためです。
また賃貸物件の場合は、退去時の現状回復義務も発生するため、迂闊に工事ができず取り付け自体ができない場合もあります。
室内への取り付けは自立式ハンモックで解消
ではどうすれば室内にハンモックを設置して楽しむことができるのか?その答えば自立式ハンモックというものを使用することで解消できます。
ハンモックには吊り下げ式ハンモックと自立式ハンモックの大きく分けて2つに分けられ、自立式ハンモックはその名の通りハンモックを吊り下げるための専用スタンドを使うことで、壁や柱を工事したりする必要がなくハンモックを設置することができます。
室内のハンモックに自立式ハンモックが適している理由
近年はハンモックの室内設置需要が年々上がっており、その背景には自立式ハンモックの普及があります。なぜ吊り下げ式ハンモックでなく、自立式ハンモックが室内に向いているのか?
その理由はいくつかあります。
工事や専門の工具を使用せずにをせずに設置することができる
まず挙げられるのは、ハンモックを設置する室内の壁や柱などの工事が必要なく設置することができる点です。
吊り下げ式ハンモックの場合であると、前述した通り専門の業者に工事をしてもらったり、自身でを取り付けるにしても体を支えるハンモックを設置するには不安が残ります。
一方で自立式ハンモックの場合であれば、工事は必要なく専用の工具などは必要なく簡単、安心なハンモック設置をすることができます。
また、賃貸物件の場合でも原状回復義務を気にすることなく設置することができるというのも大きなポイントですね。
設置位置を限定されず好きな位置に移動することができる
もし吊り下げ式ハンモックを設置する場合であれば、寝転べる場所はハンモックを吊り下げられる1箇所に限られます。窓際に設置した場合は、移動させたくても別の場所に新たな工事をする必要もあり、気軽に設置位置を変えることはできません。
一方で自立式ハンモックの場合は工事も必要がないため、設置場所を選ばずにどこにでも好きな位置に移動することもできます。
窓際に置いたり、リビングに置いたり、寝室に置いたりと、気分や季節、インテリアに合わせて設置場所を変更することができるというのが魅力でもあります。
寝転ぶだけではなくソファがわりにも使用可能
自立式ハンモックの良い点は、寝転ぶだけでなくソファ代わりにもなるという点です。自立式ハンモックはスペースさえあればどこにでも設置することができるため、リビングに置いてソファの代わりとして使用しているご家庭もあります。
ソファとは違った座り心地で、心地よく揺られながら座る感覚はソファでは味わえない極上の体験になります。
リビングにハンモックを置くことで、子供たちがハンモックに集まり賑やかなリビングになるでしょう。合わせて選ぶ自立式ハンモックを間違えなければ、1つのハンモックに複数人で寝転ぶこともできるのも嬉しいポイントですね。
室内に設置することのできるハンモックには主に2つのタイプがある
実は自立式ハンモックの中にも、ハンモックの布を吊り下げるための土台となる専用のハンモックスタンドの形状が異なり、2つのタイプがあるため最後にそちらの紹介をしていきます。それぞれの形状で特徴が異なるため安心してハンモックライフを送るためにも覚えておくとよいでしょう。
1本軸ハンモック
1本軸ハンモックと呼ばれるのは、ハンモックの布を吊り下げるハンモックスタンドの軸が太い1本のハンモックです。
1本軸ハンモックはハンモックスタンドの重量が重いことが特徴です。その重量が重いことで、寝転んだ時の安定感があり心地よい寝心地を得られるのが特徴です。
またハンモックスタンドが重いことで、ハンモックの布の上で少し動いたとしても安定した土台があることで落下の危険性も低減します。
ハンモックの上でどう動くか予測不能な子供がいるご家庭で使用する場合は、安定感がある1本軸ハンモックを使用するのがおすすめとなります。
2本軸ハンモック
2本軸ハンモックは土台となるハンモックスタンド自体を折りたたんだりすることで、コンパクトに収納できるタイプのハンモックです。
室内にハンモックを設置することのできるスペースは限られており、ハンモックを使用しないときにはハンモックスタンドを折りたたんで部屋の隅に収納したりすることで、部屋のスペースを有効活用することができます。
コンパクトに折りたためる一方で、体重を支える土台の軸は細く支えられる重量も低いため、安定感や寝心地という点については1本軸ハンモックには劣る場合があります。
1本軸ハンモック、2本軸ハンモックそれぞれにメリットとデメリットがあるため、選ぶ際には注意をしつつ自身に合ったハンモックを選ぶことが大切になります。
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日本で普及している室内用ハンモック
ハンモックはアウトドアのイメージも強く、木や柱に吊り下げて使用されるイメージも強いアイテムでしたが、近年特に日本では自宅などの室内に自立式ハンモックを設置する家庭も増えてきています。
居住空間が狭くなりがちな日本では、スペースさえあればどこにでも設置できる自立式ハンモックは室内でハンモックを楽しみたい方にとっては救世主となるアイテムです。ぜひ自身に合った自立式ハンモックを選び素敵なハンモックライフをお過ごしください。
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K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。