ハンモックには布を吊り下げる2本の支柱が必要
ハンモックは布の両端を2本の支柱に吊り下げることで、ゆらゆらと揺れるまるで宙に浮いているような寝心地を体験できるアイテムです。
ハンモックの吊り下げる2本の支柱としてイメージしやすいのは木や柱ですが、欧米のように自宅の庭があり都合よく吊り下げる2本の木がある家庭は日本にそう多くはありません。
そんな中、日本でハンモックが広がりつつあるのはハンモックスタンドの存在があり日本でハンモックを楽しむためには欠かせないものとなります。
日本のハンモックに欠かせないハンモックスタンド
ハンモックスタンドとはハンモックの布を吊り下げるための土台となるアイテムになります。ハンモックスタンドには金属や木製で作られたものや形状にもいくつか種類がありそれぞれ特徴が異なります。
ハンモックスタンドの素材
ハンモックスタンドの素材には大きく分けて金属製と木製の2種類に分けられます。それぞれの特徴をご紹介します。
金属製
ハンモックスタンドで主流となるのが金属製です。金属製の中でも、錆びにくい「ステンレス製」、軽く持ち運びやすい「アルミ製」、丈夫な「スチール製」など様々です。
使用する場所や使用頻度、ハンモックを持ち運ぶのかなど利用方法によって選ぶことが必要になります。
木製
ハンモックスタンドには木製のものもあります。扱っているメーカーは少ないですが、金属製にはない存在感があります。
木製のハンモックスタンドの場合は金属製のハンモックスタンドと比較すると、比較的組み立てに時間がかかったり、重量が非常に重いという特徴がありますので、持ち運ぶには適していないと言えます。自宅に常に設置しておくという用途の場合おすすめのハンモックスタンドとなります。
ハンモックスタンド形状
ハンモックスタンドの形状もいくつかのタイプに分かれます。主に「1本軸」と「2本軸」のハンモックスタンドに分けられます。
1本軸のハンモックスタンド
1本軸のハンモックスタンドは1本の軸に安定させるための足が4本生えている形状のハンモックスタンドとなります。
一般的に1本軸ハンモックスタンドは寝転んだ際の安定感が高く、ハンモックの上で揺れてもハンモックスタンドのぐらつきなどを感じにくいのが特徴です。ハンモックは不安なく寝転ぶことができると言うのも寝心地につながるため、寝心地を重視する場合は1本軸のハンモックスタンドがおすすめです。
一方で1本軸のハンモックスタンドは、後述する2本軸のハンモックスタンドと比較すると重量が重い傾向があり、持ち運びにくさがあるというデメリットもあります。
2本軸のハンモックスタンド
2本軸のハンモックスタンドは、2本の軸がそのままハンモックの足となっており、1本軸ハンモックと比較すると細く軽いのが特徴です。
軽いと言う特徴があるため、屋外に持ち運んだり室内で移動させるといったことがしやすいのがメリットとして挙げられます。
一方で寝転んだ際にぐらつきを感じやすかったり、転倒や落下しやすいというデメリットもあるため、ハンモックの醍醐味でもある寝心地を重視する場合は1本軸のハンモックスタンドを選んでおくと安心です。
ハンモックスタンドがない場合は?
日本で普及しているハンモックにはハンモックスタンドが欠かせませんが、ハンモックスタンドがない場合でも工夫をすることでハンモックを楽しむことができます。
ハンモックスタンドがない場合は、室内であれば壁や天井に布を吊るすための金具などをセッティングする必要があり、安全性を考えて専門の施工行者へ依頼することが必要です。
バルコニーやベランダに丈夫な支柱を2本立てて、そこに吊り下げるための金具をつけるといった方法もあります。
日本で楽しむためには自立式ハンモック
日本で普及しているハンモックは、自立式ハンモックが主流となります。木に吊り下げたハンモックで揺られたいと思う方もいるかもしれませんが、中々日本でそういった環境は少ないのが実情です。
一方で自立式ハンモックであれば布を吊り下げる位置はハンモックスタンドの高さが上限となりますので、不用意に高い位置に布を吊り下げることはできないため安全性が高いとも言えます。ご家庭などに設置する場合は、子供の怪我の防止といった観点でも自立式ハンモックを選んでおくとケガのリスクを下げることにも繋がります。
ぜひ憧れのハンモックをご家庭にも設置して、素敵なハンモックライフを送ってください🎵
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。