室内利用が増えているハンモック
ハンモックは屋外で使用するイメージがありますが、日本では室内での利用用途での購入が増えています。実際にハンモック購入者に回答いただいたアンケートでは、76.1%の方が室内用として購入しており、21.7%の方が自宅での寝具として購入していることがわかりました。
今回はそんなハンモックが実際にベッドや布団などの寝具として使用できるのかを紹介していきます。
ベッドの代わりに使用されるハンモック
結論から言うと、ハンモックはベッドの代わりに使用することができます。実は私自身もハンモックを寝具として使用しており、メリットを感じる点が多くあります。
またハンモックの発祥のルーツをたどると、もともと寝具として南米で生まれて広まった背景もあるため、寝具に適しているとも言えます。
ハンモックをベッド代わりにすると良い点
実際にハンモックを寝具として使用するとどんな良い点があるのかをいくつか紹介します。
涼しく寝れる
実際にハンモックに寝ていただくとわかりますが、ハンモックは体が宙に浮いた状態で寝転ぶことになります。そのため背中側に空気の通り道ができ、通気性がよく蒸れることを抑えてくれる効果があります。特に夏場など蒸し暑い季節には蒸れが少なく涼しく寝れると言う点がメリットに感じます。
また蒸れないことでマットレスや布団で発生しがちな湿気によるカビの発生の心配も大きく低減することができます。
寝心地よくすぐに入眠しやすい
ハンモックは布の両端を吊り下げていることで、寝転んだ時に適度な揺れが発生します。これは人によるかもしれませんが、その揺れが心地よく感じ入眠が早くなると感じる方が多いようです。
実際にスイスの大学での研究によると、寝具を揺らした状態にすると入眠が早くなり、途中に起きずに熟睡もしやすいといった研究結果もあります。
疲れた体を癒しながら長く睡眠を取りたい方にとってはおすすめの寝具になるかもしれません。
洗濯が簡単で衛生的
マットレスや布団を丸洗いするといったことはなかなか難しく寝具を衛生的に管理するのは意外と難しいものです。
しかしハンモックの場合、簡単に布の取り外しをすることができるため、布を洗濯機で洗濯することができ定期的な洗濯で衛生管理をすることができます。
そもそも通気性が良いことでカビなどの発生自体が発生しにくいのも嬉しいポイントですね。
ハンモックをベッド代わりにすると悪い点
ハンモックを寝具にすることでメリットもある一方で、デメリットに感じる点もあります。デメリットも含めて検討しないと購入してからの後悔につながる可能性が高まるためしっかりと確認をしておいてください。
冬は寒いため対策が必要
ハンモックは夏などの暑い季節は涼しく寝れるというメリットもありますが、冬の寒い季節では通気性が高いことで寒いと感じてしまいます。
冬に寝るにはコツが必要で、ハンモックの布の上に毛布を敷いておき、その上に寝転びながら羽毛布団などにくるまって寝ると暖かく熟睡することができますが、慣れるまでにはコツが必要になります。
寝方のコツを掴む必要がある
前述した冬の寝方もコツが必要ですが、ハンモックでの睡眠をする上で寝方のコツを掴む必要もあります。
コツさえ掴んでしまえばデメリットに感じなくなりますが、ハンモック睡眠を始めたタイミングは寝やすいポジションやバランスなどのコツを掴む必要があります。
複数人でよる一緒に眠るのは難しい
ハンモックはベッドと違って1つのハンモックに複数人で寝転んで睡眠するのには適していない寝具となります。睡眠以外で複数人で楽しんだりリラックスすることはできますが、ベッドのように複数名で寝転ぶのは熟睡しにくい状況となってしまいます。
家族も一緒に夜眠るということを考えた場合、人数分のハンモックが必要になります。
ハンモックで快適な睡眠を
ハンモックは使い方によっては入眠も早くなり、熟睡もしやすくなる可能性が高い寝具になります。私自身も元々は不眠症だったのが、現在はハンモックを寝具にすることで解消された過去があります。
ぜひ寝心地の良いハンモックを選び、リビングなどでのリラックスする際のアイテムとしてではなく、寝具として活用もしてみてください
K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。