- ハンモックを寝具として使えるのか気になっている方
- ベッドや布団の代わりにハンモックを検討している方
- ハンモックで快適に眠るためのコツを知りたい方
室内利用が増えているハンモック
ハンモックは屋外で使用するイメージがありますが、日本では室内での利用用途での購入が増えています。実際にハンモック購入者を対象にした利用シーンに関するアンケート(複数選択、回答者102人)では、44.1%の方が「リビングや寝室などの室内に設置」と回答し、29.4%の方が「自宅の寝具として利用」と回答しています。この2つを合わせた室内利用の割合は73.5%に達しており、屋外レジャー用品というイメージが強かったハンモックが、実際には日常の室内空間で幅広く活用されていることがうかがえます。
ハンモックを寝具にしている人はどれくらいいる?
利用シーンとは別に行ったアンケート(回答者74人中)では、40.5%の方が「寝具として利用している」と回答しており、寝具用途としての普及率もすでに4割を超える水準にあることがわかります。
さらに年代別のデータを見ると、年齢と利用シーンの両方が判明した65人のうち、寝具としての利用率は20代が75.0%と最も高く、次いで40代が58.3%、30代・50代がともに50.0%という結果でした。60代は16.7%、70代以上は0.0%と、年代が上がるにつれて利用率が下がる傾向も見られます。
※年代ごとの回答者数は3〜18人と少なく、特に20代(n=8)や70代以上(n=3)は母数が小さいため、あくまで参考値としてご覧ください。
全体としては、比較的若い世代ほどハンモックを寝具として取り入れる傾向がやや強く見られますが、50代でも半数が寝具として利用しているなど、幅広い年代で寝具用途としての利用が広がっていることがうかがえます。
今回はそんなハンモックが実際にベッドや布団などの寝具として使用できるのかを紹介していきます。
ベッドの代わりに使用されるハンモック
結論から言うと、ハンモックはベッドの代わりに使用することができます。実は私自身もハンモックを寝具として使用しており、メリットを感じる点が多くあります。
またハンモックの発祥のルーツをたどると、もともと寝具として南米で生まれて広まった背景もあるため、寝具に適しているとも言えます。もともとハンモックは中南米の先住民が地面からの湿気や虫、暑さを避けるために就寝用として使い始めたのが起源とされており、レジャー用品として広まる以前から「眠るための道具」として長い歴史を持っています。つまりハンモックは元来、快適な睡眠を目的として発展してきた寝具であり、現代の私たちが寝具として活用するのは、ある意味で本来の使い方に立ち返っているとも言えるでしょう。
なぜハンモック睡眠が見直されているのか
近年、日本でもハンモックを寝具として選ぶ人が増えている背景には、通気性や揺れによる入眠しやすさなど、従来のベッドや布団にはない特徴への注目があります。特に一人暮らしや省スペースの住環境において、ベッドを置かずにハンモックを主寝具として活用するライフスタイルも徐々に浸透してきています。
ハンモックをベッド代わりにすると良い点
実際にハンモックを寝具として使用するとどんな良い点があるのかをいくつか紹介します。
涼しく寝れる
実際にハンモックに寝ていただくとわかりますが、ハンモックは体が宙に浮いた状態で寝転ぶことになります。そのため背中側に空気の通り道ができ、通気性がよく蒸れることを抑えてくれる効果があります。特に夏場など蒸し暑い季節には蒸れが少なく涼しく寝れると言う点がメリットに感じます。
また蒸れないことでマットレスや布団で発生しがちな湿気によるカビの発生の心配も大きく低減することができます。マットレスや敷布団は床や畳との接地面に湿気がこもりやすく、定期的な陰干しやメンテナンスが欠かせません。一方でハンモックは常に空中に浮いた状態のため、体から出る汗や湿気がこもりにくく、日々のお手入れの負担を軽減できる点も見逃せないメリットです。
寝心地よくすぐに入眠しやすい
ハンモックは布の両端を吊り下げていることで、寝転んだ時に適度な揺れが発生します。これは人によるかもしれませんが、その揺れが心地よく感じ入眠が早くなると感じる方が多いようです。
実際にスイスの大学での研究によると、寝具を揺らした状態にすると入眠が早くなり、途中に起きずに熟睡もしやすいといった研究結果もあります。
赤ちゃんが抱っこや揺りかごで眠りやすくなるのと同じように、大人にとってもゆるやかな揺れはリラックス効果をもたらし、寝つきをスムーズにしてくれると考えられています。
疲れた体を癒しながら長く睡眠を取りたい方にとってはおすすめの寝具になるかもしれません。
腰痛や体圧分散への効果はある?
ハンモックは体を包み込むようなカーブを描いて支える形状のため、体の一部分に荷重が集中しにくく、体圧が分散されやすいという構造的な特徴があります。マットレスや布団のように平らな面で体を支えるのとは異なり、背中全体が緩やかに沿うような姿勢になるため、腰やお尻など特定の部位への負担が軽減されやすいと考えられます。
※ただし、腰痛の症状や体質には個人差が大きく、医学的な効果を保証するものではありません。この点は推測に基づく記述であり、実証データに基づくものではないため、持病がある方や腰に不安のある方は、購入前に医師に相談することをおすすめします。
賃貸でも設置できる?
ハンモックの設置方法には、床に置くだけで使えるスタンド式、部屋の柱や梁を利用する突っ張り式、壁や天井に金具を取り付ける壁掛け式など、いくつかの種類があります。壁や天井に穴を開けられない賃貸住宅の場合は、スタンドタイプを選ぶことで原状回復の心配なく設置しやすくなります。
※どのタイプが具体的な賃貸物件に適しているかは商品や設置環境によって異なるため、この記事内では断定できません。購入前に各商品ページの設置方法や必要スペースを確認することをおすすめします。
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賃貸物件にもハンモックを置いてリラックスすることができることはご存知でしょうか?選ぶハンモックや注意点を押さえておくことで安心して賃貸物件でもハンモックを堪能することができます。
洗濯が簡単で衛生的
マットレスや布団を丸洗いするといったことはなかなか難しく寝具を衛生的に管理するのは意外と難しいものです。
しかしハンモックの場合、簡単に布の取り外しをすることができるため、布を洗濯機で洗濯することができ定期的な洗濯で衛生管理をすることができます。布団やマットレスは天日干しやクリーニングに手間がかかりますが、ハンモックの生地は比較的コンパクトに取り外せるため、自宅の洗濯機で気軽に洗える点も日常的な衛生管理のしやすさにつながっています。
そもそも通気性が良いことでカビなどの発生自体が発生しにくいのも嬉しいポイントですね。
ハンモックをベッド代わりにすると悪い点
ハンモックを寝具にすることでメリットもある一方で、デメリットに感じる点もあります。デメリットも含めて検討しないと購入してからの後悔につながる可能性が高まるためしっかりと確認をしておいてください。
冬は寒いため対策が必要
ハンモックは夏などの暑い季節は涼しく寝れるというメリットもありますが、冬の寒い季節では通気性が高いことで寒いと感じてしまいます。
冬に寝るにはコツが必要で、ハンモックの布の上に毛布を敷いておき、その上に寝転びながら羽毛布団などにくるまって寝ると暖かく熟睡することができますが、慣れるまでにはコツが必要になります。体の下に空気の層ができてしまうと冷気が伝わりやすいため、毛布や敷きパッドをハンモックの布の上に一枚挟むことで、下からの底冷えを抑えることができます。さらに掛け布団や羽毛布団を併用することで、真冬でも快適な温度を保ちやすくなります。
寝方のコツを掴む必要がある
前述した冬の寝方もコツが必要ですが、ハンモックでの睡眠をする上で寝方のコツを掴む必要もあります。
コツさえ掴んでしまえばデメリットに感じなくなりますが、ハンモック睡眠を始めたタイミングは寝やすいポジションやバランスなどのコツを掴む必要があります。具体的には、ハンモックの中心線に対して体を斜めに配置する「対角線寝」と呼ばれる姿勢を取ると、背中や腰への負担が分散され、平らに近い寝心地を得やすいと言われています。最初は不安定に感じても、数回試すうちに自分に合った角度や姿勢のコツがつかめてくるでしょう。
複数人でよる一緒に眠るのは難しい
ハンモックはベッドと違って1つのハンモックに複数人で寝転んで睡眠するのには適していない寝具となります。睡眠以外で複数人で楽しんだりリラックスすることはできますが、ベッドのように複数名で寝転ぶのは熟睡しにくい状況となってしまいます。
家族も一緒に夜眠るということを考えた場合、人数分のハンモックが必要になります。パートナーやお子さんと同じ部屋で就寝する場合は、複数台のハンモックを並べて設置するスタイルが現実的な選択肢となるでしょう。
ハンモックで快適な睡眠を
ここまで、ハンモックを寝具として使う際のメリット・デメリットを見てきました。最後に、ハンモック睡眠が向いている人・向いていない人の傾向と、快適に使うためのポイントを整理します。
ハンモック睡眠に向いている人・向いていない人
ここまでの内容を踏まえると、ハンモック睡眠が向いている人・向いていない人には以下のような傾向があります。
- 夏場に涼しく眠りたい方
- 揺れによるリラックス効果を求めている方
- 一人暮らしなど省スペースで寝具を探している方
- 寝具の洗濯・衛生管理を手軽にしたい方
- 冬場の防寒対策に手間をかけたくない方
- パートナーや子どもと同じ寝具で一緒に眠りたい方
- 揺れが苦手・乗り物酔いしやすい方
ハンモックは使い方によっては入眠も早くなり、熟睡もしやすくなる可能性が高い寝具になります。私自身も元々は不眠症だったのが、現在はハンモックを寝具にすることで解消された過去があります。
ぜひ寝心地の良いハンモックを選び、リビングなどでのリラックスする際のアイテムとしてではなく、寝具として活用もしてみてください。
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K_Arafune
数多くの国内外ハンモックを使用して研究し、今ではVivere(ビブレ)ハンモックを愛用しています。
会社員として働く傍らで、お気に入りのVivere(ビブレ)ハンモックを多くの人に知ってもらうために、記事執筆等を通してマーケティング活動をしています。